愛知県赤羽根町には、ガラスの温室がいたるところに建ち並ぶ。それらは菊の早期栽培用の温室である。昼間は殺風景ですらある。しかし、
「午後11時、仕掛けられた光の宝石箱は、パラパラと音を立てて闇の中に出現した。あっという間に目の前には数百棟もの電照温室が横たわる。人口6千人の町は人影のまったく感じられない光の海。まるで宇宙との交信基地、あるいはクリストの瞬間芸のようだった」
(面出薫+Lighting Planners Associates、『SD』1995年10月号別冊No.23、鹿島出版会)
図版:同上書
▼画像をクリックすると大きく表示されます

