つくる技術

膜構造

織布あるいはフィルムなどの材料を用いて屋根とする構造で、古くは遊牧民族の家屋から始まりました。現在では数万平方メートルを包むことが可能になっています。最近では透光性に優れ、衝撃にも強いテフロン膜が多く採用されています。吊り形状をしたモントリオール万国博の西ドイツ館などのサスペンション膜構造と、外気圧より高い気圧を膜内に与えて屋根を支える空気膜構造に大きくは分けられます。

画像:膜構造