KAJIMAダイジェスト
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2003

December

特集:都市再生レビュー2003

汐留,品川,六本木・・・“話題の新スポット”が続々と現れた2003年。
生まれ変わった街に多くの人々が押し寄せた。わが国をあげて推し進める「都市再生」は着々と成果をあげている。
一年の締め括りとなる今月の特集では,新しい街の表情をダイジェストで振り返ってみたい。
再開発事業を実現した街づくりの手法と,来年以降つづく注目のプロジェクトを併せて紹介する。

■ザ・サイト箕面有料道路山岳トンネル築造工事(北工区)

■ザ・フォアフロント信頼をつなぐ医薬品施設エンジニアリング

■ZOOM UP!パリ郊外のシャトーでフランス料理の真髄を学ぶ


November

特集:受け継がれる文化の礎(いしずえ)

何らかの文化活動をおこなっている企業は年々増加傾向にあるという。
当社でも1963年に日本技術映画社,鹿島研究所出版会を設立して以来,その文化的な取組みは40年の歴史をもつ。文化活動は,その企業の風土を知るうえで重要な指針となる。
出版,映像分野への参入,八重洲ブックセンターの設立などは一見すると建設業とは直接の結びつきがないようにも思えるが,その背景には,鹿島守之助会長の哲学が常にあった。
守之助会長が築いた文化の礎は,総合建設会社鹿島のもうひとつの顔となっている。
今月の特集では,その一端を紹介する。

■ザ・サイト岐阜県営公園 世界淡水魚園水族館新築工事

■ザ・フォアフロントニューヨークWTCビル崩壊の解析に驚嘆の声



October

特集:土工革命の息吹
    −先進の現場に展開されるもうひとつのロボットのかたち−

頭脳,神経,筋肉が
高度に連動した人のはたらきを,
先端のメカトロニクスとITの融合で追求する
最新のロボット。そんなロボットの姿が,
意外にも広大な土工事の建設現場全体で展開されていた。
これまで培った建設技術と最先端技術の
出会いが織り成す土工革命。
今月の特集では,そのなかに見える
「巨大ロボット」のかたちを紹介する。

■ザ・サイト九州国立博物館(仮称)新営工事・I工区

■ザ・フォアフロント構造物直下の汚染地下水を浄化する「水平の井戸」

■ZOOM UP!2004年 秋,話題の街・秋葉原に超高層タワーマンションが誕生



September

特集:関東大震災を知る

1923(大正12)年9月1日,関東大震災発生。
あれから80年,私たちはこの未曾有の大災害からさまざまな教訓を得て,現代社会を築いてきた。
「関東地震が来ても壊れない建物」といった比喩をよく耳にするように,
いまでも大地震の代名詞となっている。一体どのように揺れたのだろうか?
じつは,関東地震の揺れの実状は,これまでよく分かっていなかった。
被害に関する資料が体系的に整理されていなかったのである。
当社では小堀研究室を中心として,防災上の観点から関東地震に関するさまざまな調査・研究を行ってきた。
地震の「個性」を正確に知ることが,震災対策の第一歩となると考えるからだ。
その成果のひとつがこの詳細な震度分布の再現である。
今月の特集は,これまでに分かった関東地震の実態を紹介する。

■ザ・サイト第二東名高速道路 内牧高架橋(PC上部工)工事

■ザ・フォアフロントトンネル掘削における粉じん処理の新システム



August

特集:都市づくりと緑力(みどりりょく)

夏本番,暑い日が続く。そんな中でふと木陰にたたずむと,その涼しさに緑の役割の大きさを感じる。
都市における緑の存在は,暑さを緩和するだけではなく,動植物の生息環境ともなり,私たちの心の面にも大きな効果を与えてくれる。これからの都市づくりには,残されている緑の保全,そして緑の復元,さらには新たな緑の創生など,積極的な緑化を行い,それを評価,維持管理する技術が欠かせないだろう。
今月の特集では,緑の持つ力と,緑をつくる力,評価する力,まもる力,これらを「緑力(みどりりょく)」と呼んで,これからの都市づくりとの関わりについて考えてみたい。

■ザ・サイト青葉山公園仙台城石垣修復工事

■ザ・フォアフロント都市型水害に対応した流出解析システム

■ZOOM UP!始動した富山市エコタウン事業



July

特集:ITSで拡がる交通インフラのかたち

高速道路を代表とする交通インフラがITによって大きく変貌しようとしている。従来の大量・高速移動の役割に加えて,地域社会に開かれた機能を積極的に担おうとしているのだ。その手段のひとつとして注目されるのが ITS(高度道路交通システム:Intelligent Transport Systems)であり,その具体化を目指すのが「スマートウェイ構想」だ。新システムの実現には自動車・通信技術のみではなく,インフラをつくる建設技術も重要な役割を果たしている。今月の特集では,新しい道路交通システムのかたちと,そこで当社が果たすことのできる役割を紹介する。

■ザ・サイト汐留住友ビル建設工事

■ZOOM UP!技術を介した国際交流のかたち



June

特集:建築施工革命 序論

長引く景気の低迷,市場縮小,低価格競争,赤字受注・・・。
建設業界全体が切迫するなかで,最前線である現場の「施工革命」が急務だ。
こうしたなかで,従来の「常識」にはとらわれずに,革新的な施工方法を採用する工事が,当社の現場に現れはじめた。
今月の特集は,建築の施工革命をめざす当社のスピリットを,現場ルポと座談会の2部構成で紹介する。

■ザ・サイトイヌイ建物・プラザタワー勝どき新築工事

■ザ・フォアフロントユーザーの安全を追求する防災システム

■ZOOM UP!建設が進む「立佞武多の館」



May

特集:都市の地下を築く

都市再生の流れのなか,人々の快適な生活を支援し都市を活性化するインフラ構築の場として「地下空間」の利用が大きな注目を集めている。
今月の特集では,これからの都市の地下を築くかたちを「暮らし」「技術」「未来」の視点から考えていく。

■ザ・フォアフロントサウンド・テクノロジーの現在

■ZOOM UP!汐留に新名所「旧新橋停車場」がオープン



April

特集:まちを元気にする「みんなの学校」

学校が変わる・まちが変わる
“学校のかたち”が変貌している。少子高齢社会,規制緩和による国際競争時代のなかで,教育機関の積極的な姿勢が注目を集めている。たとえば「IT図書館」は,機能的にも空間的にも学校のコアとなり,外部とのネットワークを結ぶインフラとなる。地域住民開放型施設,テナントフロア合築,ロースクール,都心回帰・都心進出キャンパス,サテライト大学院,産学官連携・・・。
教育機関の存在は,生徒にとって魅力ある学びの場であることはもちろん,まちを活性化する役割も期待されているのである。
鹿島では,学校とまちの個性を最大限に引き出すための総合的なサービスを積極的に提供している。
新学期の今月は,まちを元気にする「みんなの学校」を特集する。

■ザ・サイトベトナム メコンデルタ地域橋梁改修工事

■ザ・フォアフロント進化する不動産の証券化

■ZOOM UP!札幌に新しいランドマークがオープン



March

特集:駅再生

鉄道が日本に誕生してから130年余。戦後の国土復興の牽引役を果たし,交通・物流を担う必要不可欠なインフラとして発展してきた。
今月の特集は,街づくりの中心にある「駅」についてスポットをあてる。近年,高齢化・都市化が進むに従い,駅のあり方を見直し,再生する事業が盛んに行われている。このような駅が,今後どのような方向性を持って発展していくのかを考えてみたい。

■ザ・サイト中部電力・浜岡原子力発電所5号機原子炉建屋他建設工事

■ザ・フォアフロントユニバーサルデザインが目指す優しいかたち

■ZOOM UP!特別史跡キトラ古墳仮設保護覆屋建設工事



february

特集:景観デザインと土木の「バランス」

土木の景観デザインへの気運が大きく高まり,その設計手法の構築が本格化している。土木構造物に求められる役割は,ダムであれば治水や発電,道路や橋梁であれば安全で円滑な交通,といった“公共の機能”を果たすことである。また,効率的な整備のために経済性や施工性も要求される。土木構造物はこうした“基本性能”を満たすことが大前提となる。
戦後の高度経済成長期,国家レベルの生産性向上が急務とされていたため,早急な社会基盤整備が求められ,基本性能を重視した土木構造物が建設されていった。さらに,環境意識の向上,生活のゆとりや豊かさといった新たなニーズが時代の流れとともに生まれ,“景観”も重要な性能のひとつとして土木構造物に求められるようになったのである。
今月の特集は,当社の土木構造物における景観デザインへの取組みを紹介する。「環境の時代」といわれる現在,「基本性能のバランス」や「風景のなかのバランス」を重視する土木のデザインの可能性を探ってみたい。

■ザ・サイトザ・ヨコハマタワーズ タワーイースト新築工事

■ザ・フォアフロント新しいロジスティクスシステムのかたち

■ZOOM UP!白金一丁目東地区市街地再開発事業



January

特集:環境配慮建築

2003年が幕を開けた。
新しい年の始まりとともに,建設業を取り巻く状況は,激しい受注競争や公共投資の縮減などの影響を受けて厳しさを増している。そのような中,環境問題への取組みは,建設業界を含めてあらゆる分野に及び,もはや事業を進める上での前提となっている。
今月の特集では,建物が環境に与える影響を考え,環境に配慮した建物に必要な「自然との共生」「自然エネルギーの利用」「長寿命化への対応」の3つの視点から,これからの建築物について考えたい。

■ザ・サイト滝沢ダム本体建設工事

■ZOOM UP!東北新幹線 盛岡〜八戸間 待望の開業

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