KAJIMAダイジェスト
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2006

December

特集:まもなく完成,サミットウインドパワー鹿嶋発電所

Jリーグ鹿島アントラーズのホームタウンがあることでも知られる茨城県鹿嶋市。
この街の海岸沿いに,巨大な風車群が出現した。
その数10基。これらは幾つものパーツに分け,スペインから海上輸送し,現地で組立てたものだ。
現在,来年2月の操業開始に向け,試験運転を実施している。
今月は,当社が設計から調達,建設,試運転までのフルターンキーで手掛けている「サミットウインドパワー鹿嶋発電所」を紹介する。

■ザ・サイト一般国道333号佐呂間町新佐呂間トンネル工事

■angle調和と包容力と

■鹿島の軌跡第12回(最終回)バルーチャン発電所


■鹿島の見える風景:銀座の仮囲いに咲いた花



November

特集:台湾の鹿島 ―現場リポート2006秋―

当社が台湾に営業所を開設して今年で107年になる。
これまで各地で数多くのインフラ建設などに携わり,地域社会の発展に努めて来た。
鉄道工事では在来線の約4割を手掛けたという。
地下鉄,新幹線,洪水分水路トンネル,製造工場,ホテル,高級マンション,事務所ビル・・・。
いまも,先輩社員が築いてきた伝統と信頼を受け継いで,ものづくりに情熱を傾け続ける社員の姿がある。
台湾における最近の代表的な工事を,各現場で指揮をとる所長に案内してもらった。

■angle新しい都市のかたち

■鹿島の軌跡第11回 大名屋敷から洋館へ


■鹿島の見える風景:硫黄島からの手紙



October

特集フアラライ・リゾート

ハワイ島のフアラライ・リゾートは, 今,注目を集めている世界的な高級リゾートだ。
“オールド・ハワイアン”をテーマに, 当社がデベロッパーとして14年間にわたって作り込み, 高いステイタスを築き上げてきたフアラライ・リゾートを紹介する。
フアラライ・リゾートは,ハワイ諸島最大のハワイ島北西部のコハラ・コースト沿い,フアラライ山の山麓の緩やかな傾斜地,約360haに展開するハイエンドな長期滞在,居住型リゾートである。オープンは1996年。リゾート住宅,ホテル,ゴルフコース,スパ,スポーツクラブなどで構成される。
米国の著名なホテル・レストランガイド誌“Zagat”で,2000年から現在まで6年連続全米No.1リゾートに選出され,米国の旅行雑誌「コンデ・ナスト・トラベラー」でも2000年から現在まで4回,北米No.1リゾートスパに選ばれるなど高い評価を受けている。
当社は1992年から今年5月まで14年間にわたり,デベロッパーとして妥協のない究極のリゾートづくりに携わってきた。

■ザ・サイトキャピタルマークタワー新築工事

■angle巨大な水がめ

■鹿島の軌跡第10回 明治期の鉄道工事


■鹿島の見える風景:思い出のプレハブ事務所



September

特集:防災イマジネーションを高めよう

巨大地震の発生が切迫しているといわれる。耐震技術を中心とする防災対策は確実に進展し,その有効性も実証されつつあるが,地震への「備え」はこれで万全というわけにはいかない。正確な地震予知が困難である以上,災害を完全に封じ込めることはできないと認めたうえで,その被害を最小限にするにはどうしたら良いか――という視点からの「備え」が注目を集めるようになった。例えば,情報通信技術と構造制御技術の進展を背景としたリアルタイム防災システムの構築,事業継続管理(BCM)と呼ばれる新しいリスク管理手法の策定などが戦略の中枢にある。
その有力なツールとなるのが気象庁の「緊急地震速報」だ。この情報を活用して,当社が構築した「鹿島早期地震警報システム」など,各分野で機能やソフトの開発が進んでいる。こうした災害リスクの管理には,情報を受け取る個人にも適切な対処法が求められる。
大切なのは,それぞれが「いざ」という時を想定した具体的な対処マニュアルを備え,イメージ・トレーニングを積み,訓練と改善を継続することである。防災イマジネーション能力の向上は発災時の行動に直結する。
災害への自覚と備えを促すことにもなる。「あと10秒で地震が来るぞ!」。イマジネーション能力の向上と卓越した技術が,地域を,企業を,そしてあなた自身を救うのである。

■ザ・サイト霧島酒造本社工場 焼酎粕リサイクルプラント建設工事

■angle大曲線が天空に伸びる

■鹿島の軌跡第9回  利根川決壊


■鹿島の見える風景:「道じゅね〜」



August

特集:ダム新時代

日本の川は規模が小さく勾配が急で,長さが短い。
雨が降っても水は短時間に海に流出してしまい,水を貯えて利用しにくい地形を持っている。
日本は世界有数の多雨国でありながら,東京都の一人当たりのダム貯水量はニューヨークのわずか9分の1。
大切な水資源を供給し,河川の氾濫から都市を護り,私たちの生活を潤してきたダムだが,最近は社会的,経済的環境が大きく変わり効率的,経済的で,環境に配慮したダムづくりが,これまで以上に求められている。今号では,既設ダムをより有効に利用する再開発や最新の建設技術など,最近のダムづくりに対する当社の取組みについて紹介する。

■angleデコラティブな宝石箱

■鹿島の軌跡第8回  日月潭


■鹿島の見える風景:クリーンプラザくるくる



July

特集:魅せる――建築のリニューアル

都市部で続く大型再開発。その一方で,環境保護,廃棄物削減といった時勢を背景に,既存建物のリニューアルが活発化している。
高度成長期に建設された建物の機能更新需要,建築基準法改正に準拠した耐震補強も,建築リニューアル推進の追い風となった。

その建築リニューアルにも,新たなニーズが生まれている。
既存建物の特性や個性をプラスに活かし,デザイン性・ユニークなアイディア・創造力で建物の価値を高める,いわば“魅せる建築へのリニューアル”である。
当社は,建物診断や耐震補強など多彩なリニューアル関連技術をベースに,豊富な施工実績と総合力で,新たなステージに挑戦している。

■ザ・サイト第二名神高速道路 池山高架橋(PC上部工)上り線工事

■angleレストランの名は“スパイラル”

■鹿島の軌跡第7回  上野駅の歴史


■鹿島の見える風景:懐かしの「鹿島建設の歌」



June

特集:新たな中期経営計画

当社グループは,先の3ヵ年計画(2003〜2005年度)において,事業利益の拡大や財務体質の改善に取り組み,「連結経常利益420億円以上の確保,有利子負債の削減」という所期の目標を上回る成果を収めることができた。

いま,建設業を巡る経営環境は激変の渦中にある。顧客・市場ニーズが高度化・多様化する中,サステナブル(持続可能な)社会構築への貢献とともに,コンプライアンス経営の実践が強く求められるようになっている。
建設業に対する社会の不信感が増していることも背景にある。こうした中,当社の経営もまた,大きな転換期に直面している。
当社グループの持つ総合力,社員一人一人の新たな発想による創造とチャレンジ精神の発揮が求められているのである。
社会からさらに評価され,信頼される企業を目指して,今般スタートしたのが,「鹿島グループ 中期経営計画(2006〜2008年度)」である。
新しい競争時代における成長戦略の第一歩として,経営の基本方針と業績目標を設定した。

その基本方針に据えたのは「顧客志向の徹底」と「企業倫理の実践」である。
事業遂行にあたっては,お客様と共に考える姿勢を大切にし,当社に期待される信頼に応えるべく,品質・安全・環境への取組みを一層強化する。併せて,自らを律する企業倫理に基づいたコンプライアンスと 企業の社会的責任(CSR)の徹底を図り,さらなる飛躍を目指すものである。

■angle曲線の優しさで駅を包む

■鹿島の軌跡第6回 賞与の始まり


■鹿島の見える風景:大都会のオアシス



May

特集:都市の地下に構築する新たなネットワーク

―進化するシールド技術・その最先端を行く―
1,220万人が集中する過密都市・東京をはじめ,わが国の都市の多くは沖積平野の軟弱な地盤の上に形成されている。強災都市の建設,都市機能の保全・・・。
その地下では今,多彩なプロジェクトが展開し,ますます大深度化,大規模化する施設の構築が最先端技術を結集して静かに進んでいる。
地下空間を構築するには様々な手法があるが,軟弱で崩れ易い土質にトンネルを建設するのに適した工法がシールドである。
地上部分に影響を与えることなく低騒音・低振動で施工できるのがメリットだ。
世界水準をリードする日本のシールド技術だが,当社では豊富な経験と柔軟な発想をもとに,次々と斬新な技術を開発・実用化しインフラ整備に貢献してきた。
より快適で機能的な地下空間創造のために――。さらなる挑戦が続いている。

■angle構造と装飾の融合

■鹿島の軌跡第5回 戦災の中で


■鹿島の見える風景:鶴さん(CRANE)と鯉さんの友情



April

特集:大阪・都市再生最前線――水都はいま

16世紀後半,豊臣秀吉は貿易港「難波津(なにわづ)」を望む高台に大阪城を築いた。
城下に水路を巡らし,水運を活かした街の整備を行う。それがいまも大阪の都市基盤の根幹をなしている。
その水都・大阪で都市再生の動きが活発だ。高層化する建物,鉄道を中心とするインフラの更新。
そんな様子が街のあちこちで見受けられる。
新しい街のステージへ――。今月の特集では都心居住,賑わい創出,水辺の再生・・・・・・など,さまざまなキーワードから,変わりゆく大阪の最前線を報告する。

■ザ・サイト珠洲市多目的ホール建設工事

■angleスレンダーな容姿のコンポジション

■鹿島の軌跡第4回 建築再生


■鹿島の見える風景:モノレールからよく見えます



March

特集:つくばエクスプレスで行こう

――つくばから秋葉原へ
つくばと秋葉原をわずか45分で結ぶ「つくばエクスプレス(TX)」――
1994年の着工から11年を経た昨年8月に開業した。
東京,埼玉,千葉,茨城の4都県を20の駅で経由する新線は,首都圏北東部を生活圏とする人々にとって,すでになくてはならない足になったといえるだろう。
そして2006年。「秋葉原クロスフィールド」がグランドオープンし,それにともない,TXは日本が誇る2大研究都市を結ぶサイエンス・エクスプレスとして,類稀なるアイデンティティを獲得しようとしている。まちづくりと密接に関わりながら進化する新世代鉄道――。
今月の特集では,その可能性を探りに“TX途中下車の旅”に出る。

■ザ・サイト(仮称)宮城球場改修(第2期)工事

■angle巨大空間支える“素材のハーモニー”

■鹿島の軌跡第3回 丹那トンネル


■鹿島の見える風景:私達も応援しています



February

特集:食と農と建設技術:アグリ施設エンジニアリングへの道

暖冬の予報が一転して20年ぶりの「寒冬」に──。
記録的な大雪に見舞われているこの冬,日本列島は災害対策やエネルギー確保など,自然の猛威が例年以上に生活に影響を及ぼしている。
野菜の価格も急騰・下落を繰り返し,家庭の食卓への影響も少なくない。
気象予測の難しさが改めて印象づけられるなか,今月の特集では「食」と「農」の建設技術を取り上げる。
最新技術を駆使して野菜を生産する「ハイテク菜園」であり,農業の革新をめざすアグリエンジニアリングである。
鹿島が農業?と意外かもしれないが,じつは20年以上も前から技術研究を重ね,近年はその成果が実を結びはじめている。
農を支える土・水・緑は,土木技術が長年対峙してきた相手であり,ハイテク菜園の温室には建築空間の環境制御が活かされる。
食と農をめぐる当社の技術とビジョンを紹介する。

■ザ・サイト大本山池上本門寺大堂屋根瓦葺替並びに耐震工事

■angle格子パターンが奏でるリズム

■鹿島の軌跡第2回 江戸から横浜へ


■鹿島の見える風景:古都の“新名所”



January

特集:2006年 アジアの風景

「21世紀はアジアの時代」といわれる。
21世紀の世界経済の発展にとって,ダイナミズムを増すアジア経済は一段と大きな存在に成長している。
そのアジア各地で,鹿島グループはホテル,住宅,交通システム,工場,空港,道路,ダムなど多彩なインフラの整備に関わり,地域経済に貢献している。
プロジェクトの多くは新しい年に引き継がれた。
2006年アジアの風景――。その中からいくつかを紹介し,併せて各地のお正月模様もお伝えする。

■angle四角形に花開くアールデコの華

■鹿島の軌跡第1回 辞令の持ち主たち


■鹿島の見える風景:虎ノ門4丁目地上150m


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