|
特集:災害に強い企業をつくる――鹿島のBCP 災害に強い企業をつくる――。民間企業の間で,「BCP(Business Continuity Plan):事業継続計画」の策定気運が高まっている。自然災害や大事故など不測の事態に遭遇した時,企業はいかに重要事業を継続し,短期間で機能を再開できるか,それを事前に計画・準備しておく。BCPとは,業務中断に伴うリスクから企業を守る経営管理手法である。 当社も,自社のBCP構築とともに,地域や顧客企業へのBCPサポートにも力を注いでいる。 今月の特集では,11月1日に行われた当社のBCP訓練を織り交ぜながら,「鹿島のBCP」を考察したい。 |
特集:東京・城南エリア再生 東京7大副都心のひとつ「大崎」を中心とする城南エリアの大規模再開発がめざましい。大崎駅西口地区は,電機メーカー大手の明電舎ゆかりの地である。 明電舎と世界貿易センタービルディング(WTC)が共同で進めていた再開発事業「ThinkPark」の中核施設「ThinkPark Tower」(当社JV施工)がこのたび完成した。 2004年に告示された東京都指定の「都市再生特別地区」第1号プロジェクトである。 大崎駅西口地区は,敷地約9.1ha。 明電舎地区をはじめとする4つの地区からなり,品川区の「都市開発地区計画」決定を受けて,それぞれ再開発計画が進んでいる。 用途や容積率の規制緩和により,自由度の高い都市計画を進められるようになったことや,隣駅・品川駅の東海道新幹線の停車,りんかい線,JR埼京線,湘南新宿ラインの乗入れによる大崎駅の利便性の向上が追い風となった。 今月号では,城南エリアの再生を象徴する「ThinkPark」と,当社JVが現在施工を進める再開発事業・東五反田二丁目第2地区と上目黒一丁目地区を併せて紹介する。 ■鹿島の見える風景:スタジアムに隣接する鹿島 |
特集:「はやて」は北へ 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 鉄道建設本部 東北新幹線建設局が事業主体となる東北新幹線の延伸工事(八戸−新青森間)が,2010年度末の完成に向けて,急ピッチで進められている。当社は2005年2月に貫通した八甲田トンネル(延長2万6,455m)などの工事を担当したほか,ターミナルとなる新青森駅の高架橋部分を施工中だ。 在来線のJR東北本線は1891(明治24)年に上野−青森間が全線開通。 当社は仙台−八戸間などで建設工事に携わり,「鉄道の鹿島」の名を馳せた由緒ある路線である。 再び青森へ――。様々な困難を乗り越え社会基盤整備に貢献する当社の施工現場を紹介する。 ■鹿島の見える風景:鹿島施工の名門コースでゴルフ観戦 |
特集:鹿島本社ビル&鹿島赤坂別館が竣工 当社の新本社ビルとして「鹿島本社ビル」(東京都港区)と「鹿島赤坂別館」(同)が完成した。次世代のワークスタイルに適応し,ハイレベルな執務空間を実現した最先端オフィスビルである。 旧本社ビルや都内に分散していた本社機能を集約,再配置することで,管理業務の効率化と事業部門の連携強化を図る。 7月末から順次2棟の新本社ビルで業務を開始した。 本社ビルの移転は,東京・八重洲から現在の赤坂見附に移った1968年以来,39年ぶりのことである。 |
特集:都市と水景 水辺空間や親水空間は,川や海など自然の恩恵であったり,涼しさや快適さを演出するため人為的につくられるものであったりと,古今東西の建築空間や都市風景にさまざまに見出されるものである。かつて高度成長期,水辺を埋め立てて効率優先の土地利用に与した開発からは時代が変わり,環境や景観というテーマを背景に,人と水辺の関わり,親水のアプローチも変化が見られる。 今月の特集では“水景”に焦点をあて,都市空間と水,そして人との関わりについて考察する。 |
特集:安全文化を築く 今年も7月1日からの全国安全週間をふまえ6月の準備月間から,各地で安全大会をはじめ各種の行事が行われている。いま,現場では無事故・無災害で工事を完成させるためにどのような方針,姿勢で臨み,対策を講じているのか,協力会社との信頼関係をどのように築こうとしているのか。 今月号では「安全と品質」をテーマに座談会を企画し,現場の最前線に立つ社員を招き,話し合ってもらった。 安全に絶対はないが,危険を限りなくゼロに近づける努力が求められている。 当社の定めた「品質・安全衛生・環境に関する方針」に則り,お客様に安全とともに建物や構造物を引き渡すために――。 災害・事故の撲滅を図り,建設業の信頼確保と会社の永続的な発展を目指して,「チーム鹿島」による安全文化を築いていきたい。 ■ザ・サイト:秋芳鉱山第3鉱画開発 第1工区(水平坑掘削)工事 |
特集:鹿島のCSRを考える CSR(Corporate Social Responsibility)が,経営の大きなキーワードになっている。企業は社会的な存在として,コンプライアンスやコーポレートガバナンス,利益による貢献といった最低限の責任を果たすだけでなく,社会とのコミュニケーションを通じて社会に貢献するとともに,自らも「信頼される企業」として持続的な発展を目指す使命を負っている。 「社業の発展を通じて社会に貢献する」ことを経営理念に掲げる当社も,CSR推進室などを中心に,CSRを具体的に展開するための「CSR指針」の策定に当たっている。 CSRの基本は「企業理念の誠実な実践」というが,概念は理解できても,具体的にどう運用するかとなると,それがなかなか見えにくい。当社のCSRの方向と,企業が目指すべきCSRのあり方を探った。 |
特集:高速道路トンネルを地下鉄直下に建設する 阪神高速道路神戸山手線は,同高速7号北神戸線と3号神戸線とを接続する延長9.5kmの区間である。既に7.3kmが開通し,神戸高速鉄道との地下交差という最難関工事区間(神戸市長田区)をいま,当社JVが施工中である。 地下線路の下を斜めに交差するため,交差距離は120mのロングスパン。地下構造物を支えながらトンネルを構築する工事としては,国内最長,最大規模になる。 現場の真上を通過する列車は1日約400本。 鉄道函体の挙動をミリ単位で管理しつつ,高速道路のボックスカルバートを設置する――。 地下空間に展開する阪神高速道路長田交差部工事の全貌に迫った。 |
特集:教育新時代の学校 安倍内閣が主導する「教育再生」が本格始動した。授業内容の充実,規範意識の向上,地域・学校・家庭の連携など,再生の中味は多岐にわたる。一方少子化時代を背景に,学校施設の整備も新しい時代を迎えている。校舎の耐震化,快適性・可変性・シンボル性の追求,サテライトキャンパスの設置,さらには収益事業の展開やPFI導入・・・と,こちらも態様は様々だ。 時代のニーズに適った魅力ある教育の場――。その空間創造に当社の蓄積した多彩な技術やノウハウが活用されている。「安全・安心・安定」をキーワードに,教育新時代の学校を紹介する。 ■鹿島の見える風景:北海の荒海にそびえたつ |
特集:これからの道路インフラ 社会インフラとしての道路の重要性が高まるにつれ,安全で効率的な交通流確保のための,よりきめ細かな道路管理が必要になってきた。その一方で,これからの道路には,単に物流の動脈を担う道路から,多様な機能を兼ね備えたインテリジェント道路への変革が求められている。 その背景には,環境負荷の低減,個性ある街づくり,少子高齢化への対応といったニーズがある。 街づくりと一体化したジャンクション,最先端通信技術による道路交通システム,道路のメンテナンス技術や交通環境の評価システム・・・。 当社が手掛けるプロジェクトや技術を紹介しながら,これからの道路インフラを考えてみたい。 |
特集:進化するコンクリート コンクリートは硬いもの,そんな概念を覆したのが,しなやかに曲がるコンクリート。 一見軟らかなコンクリートのようだが,実はこれが超高強度のコンクリートなのだ。わたしたちの生活を支える構築物や土木構造物にとって,コンクリートは必要不可欠な材料であることはいうまでもない。 古代ローマ時代から用いられ,現代になって飛躍的に普及。いまも発展しつづけている。 環境共生や景観への配慮はもちろん,古代の技術に学んだ,寿命が1万年におよぶコンクリートの技術も生まれてきた。 今月は,古くて新しい材料,コンクリートの進化を紹介する。 ■鹿島の見える風景:超高層ビル建設現場の朝礼 |
2010 ・ 2009 ・ 2008 ・ 2007 ・ 2006 ・ 2005 ・ 2004 ・ 2003 ・ 2002 ・ 2001 2000 ・ 1999 ・ 1998 ・ 1997 ・ 1996 ・ 1995 ・ 1994 |
All rights reserved, Copyright (c) 1995-2010 KAJIMA CORPORATION
|