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ものづくりの心を残す

東京建築支店 和泉整児

写真:ものづくりの心を残す

改ページ

建物を造るために大切なものは何か?と聞かれたら、「チームワーク」だと答えます。プロジェクトを統括する技術者から現場の作業員まで、想いを一つにして造りあげるのです。

「KTビル」では、周辺住民への利便性にも配慮し、本社ビルとの間に南側青山通りと北側特別区道をつなぐ貫通通路が整備されました。打ち放しコンクリート壁を施した通路壁面には、2014年9月1日着工から2016年8月15日竣工までの23.5ヵ月間に携わった全工種の協力会社作業員419人の名前を刻み込んだ銘板が設置してあります。

地図

生産性の向上を目指し、標準的なオフィスビル建設に伴う労務量の半減を目標とした工事。作業員一丸となった協力がなければプロジェクトを成し遂げることはできませんでした。その功績に感謝すると共に工事完成を記念して、記したものです。「この建物は、自分が造ったんだ!」と家族に自慢できる場所になれば嬉しいです。これからも“ものづくりの心を残す”取組みを広げていきたいと思います。

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