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KAJIMAダイジェスト

UDシティ2020 超高齢社会への五輪遺産

2020年オリンピック・パラリンピックに向けて再整備が進む首都・東京。
世界でいち早く超高齢社会を迎えた日本において,
ユニバーサルデザインの重要性が高まるいま,新しい都市像が見出されようとしている。
それは,福祉や支援といった従来の観点から前進するものであり,
ITや新エネルギーなどの最先端技術のシステムを誰もが享受しながら,生き生きと暮らせる社会である。
今月の特集では,当社が参画する「産業競争力懇談会(COCN)」によって提言された
ユニバーサルデザイン都市「UDシティ」の姿を紹介する。

UDシティ2020 超高齢社会への五輪遺産 イメージ

Illustrated by Mari Ueno / ARMO

改ページ

ここに描いたのは,2020年のUDシティ。
パーソナルモビリティからBRT(バス高速輸送システム)まで行きかう駅前は,フラットな歩行空間。
パブリックビューイングに熱い声援を送るさまざまな国の人が集うカフェ。
ICT,エネルギー,コミュニケーション,セキュリティといった多様な技術を,実際のまちに実装させるには,
都市インフラをつくってきた総合建設業の知見と経験が不可欠となる。
国際的な産業競争力を向上させ,未来への大いなる遺産(レガシー)となるそのビジョンについて,
都市インフラの実例を中心に取り上げていく。

*UDシティ: 産業競争力懇談会(COCN)2014年度プロジェクトのひとつ「2020年の日本から拡がる先端社会システムの実現──日本発,夢の実装」において,日立製作所と当社を中心とする有志企業17社で提示。2020年東京オリンピック・パラリンピックを契機として,訪日観光客の増加や社会の高齢化の進展などの課題を解決する日本発の都市ビジョン。年齢,身体能力や言語の違いなどにかかわらず,あらゆる人が生き生きと暮らせるユニバーサルデザイン都市を構想。
http://www.cocn.jp/report/thema70-L.pdfPDF(3.57MB)

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