JUNE 1997
シールド工法
シールド工法。
その歴史は古く,世界で初めて採用されたのは1843年のことで,ロンドンのテムズ川を横断するトンネルの掘削であった。
その後,シールド工法は様々な技術開発が加えられ,都市部におけるトンネル築造の花形として活躍してきた。
ハードとしてのマシンの改良や,泥水式,土圧式などいろいろな掘削方式の開発を経て,今,シールドの新しい時代が訪れようとしている。
すなわち,単円形シールドから複円形シールド時代の幕開けである。
今月は,この新しいトンネル断面を可能とした複円形シールドに焦点をあわせ紹介する。
環境にやさしい地域エネルギーで街づくり
当社エンジニアリング本部では,地域冷暖房の研究開発を進め,複数のエネルギーをどう組み合わせて,どう供給するのが最も経済的・合理的なのか,ケースごとにシミュレーションを行ってきた。
今月は,さらに一歩進んだゼロエミッション(廃棄物ゼロ)型のトータルエネルギーシステムへの取組みについて紹介する。
新たな九州の玄関口として ―小倉駅ビル新築工事―
小倉駅は、1日の乗降客約9万人、北九州100万都市の玄関口である。
ここでは、現在来年春完成にむけて駅ビルの新築建設工事が進められている。
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