横3連シールド工法
複円形シールド工法として,最初に登場したのが横2連タイプである。
当社では,この横2連シールドのコンセプトを拡大し,横3連シールド工法を開発した。大阪市地下鉄の大阪ビジネスパーク駅の建設工事では,本工法を世界で初めて適用。地下鉄の上下線部分とプラットホーム部分を一気に構築したのである。
横3連シールド工法は,横2連よりもさらに横幅が広がる。このため切羽(きりは)の安定保持や,複数の柱を持つトンネル構造など,単円形シールドに比べ,より高度な技術を求められたのである。
横3連MF(マルチフェイス)シールドマシン
施工中の大阪ビジネスパーク駅
完成した大阪ビジネスパーク駅
高速電気軌道第7号線大阪ビジネスパーク停留場工事
場所
大阪市中央区城見地内
発注者
大阪市交通局
設計
大阪市交通局
規模
トンネル外径高さ7.8mX幅17.3X 延長107m、
発進立坑、到達立坑
工期
1991年9月〜1996年12月
施工
関西支店JV
写真は月報KAJIMAより転載
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