MARCH 1995 (SPECIAL EDITION)

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震災復旧活動内容(現地報告)

 1月17日午前5時46分発生した阪神・淡路大震災は阪神地区に未曾有の大被害をもたらしました。 当社は地震発生後直ちに震災対策本部を本社,大阪支店(現関西支店),神戸営業所に設置し,社員の安否,自社の被害状況の把握に努めるとともに,応急復旧に向けての支援体制を整えました。 ここではその経過と概要について紹介します。

被害調査報告

 マグニチュード7.2,最大で800ガルもの揺れを記録した兵庫県南部地震は,建設業界にも様々な波紋を投げかけました。 2月中旬現在,当社は被害を受けた土木・建築構造物の撤去,復旧工事に携わっている他,各種ビルの被害状況調査,復旧計画,応急処置,道路や岸壁,鉄道などの土木構造物の調査復旧計画などを行っています。
 当社の技術陣は,地震発生直後に現地を訪れ,被害状況の収集を行いました。 その結果をまとめ,1月27日に「平成7年兵庫県南部地震被害調査報告書・速報」を,2月1日には186ページにわたる第一報を発表し,各方面の話題となりました。 ここではその一部を紹介します。

震災から学ぶもの

 未曾有の被害をもたらした阪神・淡路大震災から1カ月が経過し,神戸の街では調査・診断,そしてライフラインをはじめとする被災建造物の復旧が行われています。 阪神・淡路大震災から我々が教わったものは何かを検討します。

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