汐留メディアタワーの1階〜3階にある八重洲ブックセンター汐留メディアタワー店では、2002年の開店と同時に明聴ネットを導入しています。
1階及び2階では、四万十川の清流、屋久島などの豊かな自然の音を三次元収録した鹿島オリジナルの自然音コンテンツをBGMとして流しています。鹿島の開発した立体音響再生技術を採用し、森、川、海などのサウンドスケープが、あたかもその場にいるかのような臨場感と方向性を持って来店客の耳に届きます。
また、店内で行われるイベントやサイン会、講演会など様々なイベントにも、明聴ネットは簡単に対応することができます。イベントなどによって舞台の位置が変わったり、持込み音響システムを接続する場合も、シーン設定スイッチを押すだけで、面倒な配線が必要ありません。
今回さらに、それらのBGMコンテンツや店内アナウンスの再生など全ての放送システムを自動化し、リモートで操作・監視できるシステムを開発、導入しました。
このリモートシステムでは、システムの立ち上げから終了まで全てスケジューリングしており、時間ごとの店内アナウンスや売り場ごとのBGMなどを全て自動で行うことができます。
リモート監視センターから、システムが正常に稼動しているかを監視し、また、イベント時のシーンの設定やボリューム操作なども監視センターからインターネット経由で行うことができます。通常、店員が操作を行うことはほとんどありません。特別にCDをかけたいときだけ、シーン選択ボタンとボリューム操作を行います。
なお、リモート明聴ネットは、秋葉原ダイビルのコンベンションホールにも導入されています。
リモート明聴ネット 概念図
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リモート操作画面例