1.システムの導入が簡単(
画面イメージ1)
上水道管路網のデータの電子化が完了している自治体の水道事業者は、比較的簡単にシステムを導入することができます。特別なソフトウエアを準備することなく、WindowsをOSとするパソコンでシステムが使用できます。
自治体が管理する全ての管路網(本管から小管)を対象に広範囲に画面上で確認できます。
2.上水道管路網の被害予測機能(画面イメージ2)PDF59KB
自治体の水道管路網において、任意の想定地震に関する地震予測を基に被害予測をします。必要な情報として、被害予測をする範囲の構造物、管路、設備データを取り込むことで、簡易被害予測の結果が出力されます。
3.最適復旧戦略の予測機能(画面イメージ3)
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復旧戦略を算定するには、被災箇所、被災程度、管種、管径等の被害予測をもとに、優先復旧拠点、復旧人員、給水人口、管の重要度(本管、支管)等、復旧戦略別に復旧予測が可能です。
4.地震直後の復旧戦略の違いによる復旧期間の比較(画面イメージ4)
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例えば、2つの復旧戦略でシミュレーションを行うと以下のようになります。
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配水池から各給水地点への給水量を最大とする復旧
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防災拠点(医療機関、避難場所等)、大口径管、中口径管への復旧を優先しつつ、各給水地点への給水量を最大とする復旧
本システムでは、地震直後の復旧戦略の選択により、地域全体の応急復旧期間がどう違うのかをシミュレーションすることが可能となります。