[2007/7/19]

鹿島の新しい本社ビル2棟が竣工

  • 本社機能を2棟のビルに移転・集約
  • 次世代のワークスタイル―コラボレーションを展開
  • 省エネルギーシステム他、最新技術の採用

 鹿島(社長:中村満義)は、コラボレーション(協働)の促進を目指し、最新の保有技術を導入した、フレキシビリティあふれるオフィスビル2棟を建設しました。現本社ビルや都内に分散している本社機能をこの2棟のビルに集約、再配置することで更なる組織の活性化や業務の効率化を図っていきます。

 企業ではこれまでの部署単位から、横断的なチームによる仕事の比重が高まるなど、高度情報社会の進展に伴って仕事や生産性に及ぼす要素は変化しています。新社屋建設においては、次世代のワークスタイルとして、社内コミュニケーションや社内外のコラボレーション(協働)の促進を重要な要素として認識し、それらに適応した高いレベルの室内環境空間を実現しています。
 新社屋でのコラボレーションの促進にあたっては、さまざまな組織・業務形態に適合し、人事異動などにも迅速に対応できる「1.フレキシビリティ(柔軟性)」、省エネなど環境配慮を徹底する「2.サステイナビリティ(持続可能性)」、自然災害などに対する
「3.セキュリティ(安全)」をキーワードとしています。そしてこれらを高いレベルで実現すべく、当社ならではの最新技術の採用を積極的に図っています。

 新社屋は、元赤坂の現在の本社ビルに隣接する「鹿島本社ビル」と、赤坂のKIビルに隣接する「鹿島赤坂別館」の2棟からなり、総延床面積は48,680m²です。「鹿島本社ビル」に役員、コーポレート機能部門等、一方の「鹿島赤坂別館・KIビル」に土木・建築・設計・開発・エンジニアリング等の技術部門と、事業部門を再配置することによって、コミュニケーションの活性化、組織の枠を超えたチーム鹿島としての結束力を高めていきます。

 建設業界では、入札・発注制度の変革や顧客ニーズの急速な変化から、今後の受注競争はさらに厳しくなるものと予想されています。
 昨今の現在の厳しい市場環境においても、将来を見据え、技術研究所の建替え、並びに、この本社機能の再配置を機に、当社のもてる技術力・総合力を発揮した収益力の向上並びに受注力強化を目指していきます。

【1.フレキシビリティ(柔軟性)】

【2.サステイナビリティ(持続可能性)】
【3.セキュリティ(安全)】

建物概要

〇 鹿島本社ビル
 ■ 所在地:東京都港区元赤坂一丁目3番1号
 ■ 敷地面積:2,337.41m²
 ■ 構造規模:S造(一部CFT造・SRC造・RC造)
 ■ 規 模:地上14階/地下2階建
 ■ 延床面積:15,163m²
 ■ 竣 工:2007年7月

〇 鹿島赤坂別館
 ■ 所在地:東京都港区赤坂六丁目5番11号
 ■ 敷地面積:5,066.92m²
 ■ 構造規模:SRC造(一部RC造)
 ■ 規 模:地上15階/地下2階建
 ■ 用 途:事務所(1〜9階)・住宅(10〜15階)
 ■ 延床面積:33,517m²
 ■ 竣 工:2007年7月
    (*建築基準法上は既存の建物部分を含んだ数値となりますが、ここでは
       鹿島赤坂別館に相当するものを掲載しております。)


鹿島本社ビル外観    鹿島赤坂別館外観
鹿島本社ビル外観    鹿島赤坂別館外観

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