鹿島(社長:中村 満義、東京都港区)は、2008年7月22日(火)〜25日(金)にパシフィコ横浜で開催される下水道展'08に『下水の未来を変えていく 鹿島』をテーマに出展します。その中で、下水処理場の既存設備を活用し、生ごみをリサイクルできる「ハイブリッド式消化システム」を出展し、本格的な営業活動を開始していきます。
本システムは、下水処理場の汚泥消化槽を活用して、生ごみ、食品廃棄物、し尿、浄化槽汚泥等の有機性廃棄物と下水汚泥を混合して消化することで、メタンガス発生量を大幅に増加させ、ガス発電などによってより安価にエネルギーを回収する画期的なものです。自治体等が既に保有する下水処理場を活用するため、消化槽や排水処理施設を新設する必要がなく、かつ、ガス発電に必要なガスの前処理に、生物脱硫方式を用いることでさらにランニングコストを低減できるのが最大のメリットです。
なお、本技術は国交省が主導する「下水汚泥資源化・先端技術誘導プロジェクト(LOTUSプロジェクト)」において、JFEエンジニアリング、アタカ大機、ダイネンと共同開発し、2007年3月に技術評価を受けております。
本システムの特徴は、次のとおりです。
プレスリリースに記載された内容(価格、仕様、サービス内容等)は、発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。