[2011/7/21]

鹿島、下水道展’11東京に出展

下水道に関する「地震対策技術」と「環境保全技術」を中心に
鹿島グループで出展

 鹿島(社長:中村満義)は、2011年7月26日(火)〜29日(金)まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「下水道展’11東京」に出展します。

 下水道展は、(社)日本下水道協会が主催する、下水道技術全般にわたる展示会で、国内外の企業や団体約300社以上が出展します。東京と各地を隔年開催しており、本年の来場者数は約80,000人が見込まれる下水道関連では国内最大の展示会です。

 鹿島ブースでは、ケミカルグラウト、カジマアクアテック、カジマリノベイトなど鹿島グループ総力を挙げての出展となり、下水道の「地震対策技術」と「環境保全技術」を2大テーマに、数々の技術をショートセミナーや展示パネル、模型を用いて紹介します。本展示会に出展することで、今後の新たな市場開拓の機会にする考えです。


鹿島ブースイメージ
鹿島ブースイメージ (7/26〜29 東京ビッグサイト 東3ホール)



今回の見どころ

 3月11日に発生した東日本大震災では、多くの地域が液状化の被害に遭いました。鹿島グループのケミカルグラウトでは、施設の稼働を止めずにさまざまな環境下で効率よく液状化対策を実施できる液状化対策工法をご紹介します。 東日本大震災以降、お客様からの引き合いも多く、実績も増加中です。また、カジマリノベイトによる老朽化した下水処理場や下水管の長寿命化を実現するリニューアル技術も紹介します。

 更に、新たに開発した下水道施設の地震時の被害予測システム「応急復旧戦略シミュレータ」を紹介します。これにより、効果的な地震対策の立案支援が可能になります。

 環境保全技術としては、連続式水熱処理と固定床式高効率メタン発酵を組み合わせて汚泥の減量化を実現する「メタサウルス」、生ごみ・し尿などの有機性廃棄物を下水処理場の消化槽で消化させることのできる「COSBIOシステム」、下水道施設における有害微生物の監視技術「多剤耐性菌の検出技術」などを紹介します。

 本展示会にて、当社が保有する下水道に関する様々なエンジニアリング技術、サービス、ノウハウを紹介することにより、新たな市場開拓の機会としていきます。



主な出展内容

●地震対策技術


●環境保全技術



今後の展開

 今後、鹿島グループでは、市場や顧客のニーズを的確に捉え、これまで培ってきた下水道関連のエンジニアリングのノウハウをベースに、各自治体などの下水道施設の建設・運営・維持管理をトータルで支援していく考えです。



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