ONE DAY SCHEDULE

  • 8:00

    出社
    業界紙等に目を通し、社会情勢を確認する。メールチェックなど1日の仕事の準備を行う。
  • 10:00

    打合せ
    監査法人と四半期決算
    工事会計
    レビューに関
    する打合せ。
  • 13:00

    打合せ
    本社関連部署と、業務フローおよび
    帳票の全社統一に関する打合せ。
  • 16:00

    書類作成
    担当支店の業績見込み
    作成。全社統一業務フロー
    および帳票の素案作成。
  • 19:00

    退社
    本社近くのランベースにて着替え、
    皇居ラン。

01

仕事内容

会社の業務効率化のため、全国の支店の業務フローや帳票を統一するプロジェクトを推進。

私が所属する現業事務グループは、全国の現場事務所のための総合窓口として、さまざまな支援を行う部署。現在は、支店ごとに異なる業務フローや帳票などを全社で統一するための移行作業を手掛けています。従来、鹿島の各支店は独立採算の色が濃く、事業規模も支店ごとに大きく異なるため、全社共通のルールが存在しませんでした。しかし、今後、会社の業務効率を上げていくためには、標準化が必要です。そこでグループ3名で全国の支店を回り、業務フローなどを調査。最適化を検討したうえで、統一ルールの策定・運用を進めています。現在までにフェーズⅠが終了し、2016年のフェーズⅢの完了に向けてプロジェクトは進行中。鹿島全体の業務改革につながる仕事だけに、大きなやりがいを感じています。

現場事務所での業務を通じて建築の基礎を理解。この経験や知識がやがて役立つ時が来る。

鹿島では、文系学部出身者のほとんどが入社後数年間の現場事務所勤務を経験。ゼネコンの現場仕事をしっかりと学んだ後、本社・支店に異動して、管理や営業などの仕事に就きます。私自身、若手時代には現場事務所での経理や総務を経験。青森営業所時代には、原子力発電所建設の事務所で資材担当として働きました。当時は毎日ヘルメットをかぶり、作業現場に入って鉄筋の数量を確認していました。将来的に管理や営業を担当することになるとはいえ、構造物の基礎となる鉄筋の単価や仕様などをきちんと理解していることは、今後のキャリアにも大きく役立ちます。現在の現業事務グループの仕事も、現場の事情や大変さを理解しているからこそ、その役目を果たせているのだと思います。

02

入社の動機

少年時代の記憶に刻まれた圧倒的な建築物。それは現在の自分につながる大きな出会いだった。

私は小学生の頃、父親の仕事の関係で地下発電所を見学したことがあり、地下構造物の圧倒的な存在感や、そこでいきいきと働く人たちの姿が記憶に残っていました。就職活動をはじめたとき、そんなことを思い起こし調べてみると、その発電所を施工したのが鹿島でした。この会社ならインフラの建設を通じて人々の生活に関われると考え志望しました。

03

今後の目標

内から外から、自分の会社を客観的に見ること。さらなる発展に貢献するため、柔軟な視点を持ちたい。

私はこれまで経理や経営企画を担当し、会社の中から鹿島のさまざまな側面を学んできました。今後、目指しているのはグループ会社に出向し、今度は会社の外から鹿島という企業を見つめること。建設業界を取り巻く状況が大きく変化していく中、未来のあるべき姿を探るためにも、第三者の視点から自分の会社を見つめなおしてみたいと考えています。

04

休日の過ごし方

いったんはじめると徹底的に極めたくなるタイプ。過酷なレースへの出場やトレーニングにも余念なし。

数年前からマラソンをはじめたのですが、もっと自分の身体をいじめてみたくなり現在はトレイルランニングに熱中しています。先日も一昼夜をかけて山中を70km以上走りぬく日本山岳耐久レースに出場、無事に完走しました。幸いにも家族の理解が得られているため週末には奥多摩や高尾山などでトレーニングをしています。

05

鹿島の社風

会議ではさまざまな意見をぶつけ合いながらも、決まったことには全員が同じ方向を向いて努力する社風。

私が知るかぎりでは、真面目な人の多い会社という印象があります。会議などではさまざまな意見をぶつけ合いますが、一度方針が決まれば全員が同じ方向を向いて努力する固い団結力も。また、解決しなければならない問題が生じても、管理部門で活躍する他分野のスペシャリストから、必ず役に立つアドバイスが得られる心強い組織でもあります。

吉越辰郎

学生へのメッセージ

当社は文系学部出身者も現場経験を積んだうえで、配属先を希望できるため、自分のやりがいや得意なことをじっくりと見極める時間があります。

MESSAGE

※原稿は取材当時のものです。