貞山堀防潮水門

貞山堀防潮水門

竣工年:2017年
場所:宮城県
発注者:農林水産省 東北農政局

工事概要

貞山堀(貞山運河)は、仙台湾の海岸線に沿って阿武隈川と旧北上川を結ぶ全長約49kmの国内最長の運河群の一つで、古くは舟運を目的として江戸時代に建設が始まり、現在では治水や利水に利用されています。本工事は東日本大震災で被害を受けた防潮水門の復旧を行うものです。この防潮水門は貞山堀の水位を低位に管理し農地排水に資することと、海水が運河を遡上し農地が塩害を受けるのを防ぐ目的で構築されました。水門を構築するために、運河を迂回させる仮水路をつくり、運河を締め切ってドライエリアを構築したうえで水門の建設を行いました。

工事諸元

堰長61.3m、堰柱4基、防潮水門本体工、
取付護岸擁壁工、エプロン工、護床工、
護岸工、巻上機室4棟、管理棟1棟

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