立川橋

立川橋(たぢかわばし)

令和元年度 プレストレストコンクリート工学会 施工技術賞
令和2年度 土木学会 技術賞(Ⅱグループ)

竣工年:2019年
場所:高知県
発注者:西日本高速道路

工事概要

平成30年7月豪雨により、高知自動車道立川橋(上り線)の橋梁上部工が山腹斜面の崩落に伴い流出しました。高知自動車道は高知県と本州、四国各県を結ぶ「命の道」であり、早期復旧が最重要課題でした。そこで、新設する上部工には、プレキャスト化が可能で下部工の形状変更を伴わない構造を選定し、現場作業を大幅に低減しました。さらに、橋梁の山側に、山腹斜面からの落石を防護する仮設の落石防護柵を設置し、崩落土砂の撤去作業と、橋梁の復旧作業を同時に行えるようにしたことで、災害発生から僅か1年での復旧を達成しました。

工事諸元

形式:プレテンション方式3径間連結中空床版橋、
橋長:63.5m、全幅員:9.9m、
捨土掘削:2.2万m3

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