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大分川ダムで定礎式 開催

大分県で施工中の大分川ダム本体建設工事の現場で、2016年2月28日、定礎祭並びに定礎式が行われ、発注者である国土交通省や当社JVをはじめとする工事関係者や地元の方々が多数出席しました。

始めに行われた定礎祭では、神事が行われ、国土交通省九州地方整備局大分川ダム工事事務所山口所長や鹿島田代副社長らが玉串を奉奠し、今後の工事の安全を祈願しました。定礎祭に続いてダム堤体において定礎式が行われ、国土交通省九州整備局・鈴木局長の式辞に続き、広瀬大分県知事など来賓が祝辞を述べられました。続いて工事施工者を代表して、田代副社長が挨拶を述べ、定礎の儀が行われました。木遣り歌に合わせて礎石が搬入され、広瀬大分県知事らによる鎮定の儀、衛藤征士郎衆議院議員らによる斎鏝の儀、鹿島高田常務らによる斎槌の儀が行われました。続いて、近隣の小中学校の生徒ら74名によるメッセージストーンが埋納され、重ダンプとブルドーザによって礎石が埋納されました。その後、くす玉が開披され、最後に佐藤大分市長による万歳三唱で盛大に定礎を祝いました。

大分川ダムは、大分県大分市に建設中の中央コア型ロックフィルダムで、大分川水系七瀬川の上流部に位置し、洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水の取水を目的としています。工事は2013年よりスタートし、2015年3月に堤体基礎掘削が完了、現在は盛立工が行われています。定礎式を終え、今後は盛立工が最盛期を迎えます。試験湛水開始は2018年2月の予定です。

図版:定礎祭での神事の様子

定礎祭での神事の様子

図版:斎鏝の儀

斎鏝の儀

図版:ブルドーザにより礎石上に土が盛られた埋納の儀

ブルドーザにより礎石上に土が盛られた埋納の儀

図版:大分川ダム、右岸から左岸を望む

大分川ダム、右岸から左岸を望む

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