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鶴田ダム再開発事業 増設減勢工が完成

2016年3月16日、鹿児島県薩摩郡さつま町で施工が進む鶴田ダム再開発事業の現場で、増設減勢工の完成に伴うコンクリートの最終打設が行われ、発注者である国土交通省九州地方整備局の担当者や工事関係者が出席しました。

鶴田ダム再開発事業では、洪水調節容量を7,500万m3から9,800万m3に増やすため、放流管の増設や放流ゲートの新設、減勢工の新設等の工事が、既設ダムを運用しながら行われています。そのうち、増設減勢工の工事が2015年度で完成、最終のコンクリート打設が行われたものです。最終打設地点にバケットからコンクリートが投下されると、参加者一同で万歳三唱を行い、最終打設を祝いました。

鶴田ダムでは2007年度から再開発事業が行われており、増設減勢工は2012年10月から2016年3月までの工期で、基礎掘削79,000m3、コンクリートは99,900m3を打設しました。この増設減勢工の完了により、既に完成した増設放流管とともに増設放流設備が完成し、2016年4月から新たに増設した放流施設での運用が開始されます。今後は既設減勢工改造工事が続き、事業全体の完了は2018年3月の予定です。

図版:コンクリート最終打設の様子

コンクリート最終打設の様子

図版:万歳三唱の様子

万歳三唱の様子

図版:工事関係者の記念撮影の様子

工事関係者の記念撮影の様子

図版:完成した増設減勢工

完成した増設減勢工

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