2016年9月13日、平成28年度大熊町における廃棄物処理業務（減容化処理）の起工式が、福島県双葉郡大熊町の現地にて執り行われました。式典には発注者である環境省から伊藤忠彦副大臣らが参列し、当社からは田代副社長を始め工事関係者が多数出席しました。式典では主催者挨拶並びに施工者挨拶等に続き、環境省伊藤副大臣、大熊町渡辺町長、田代副社長らによる鍬入れが行われ、工事の安全を祈願しました。

本業務は、中間貯蔵施設建設予定地内に仮設焼却施設を整備し、東京電力福島第一原子力発電所の事故により全町避難が続く大熊町等の廃棄物の焼却処理を行うものです。業務は三菱^※・鹿島共同企業体が実施し、建設する仮設焼却炉の焼却能力は1日あたり200トンで、大熊町等で発生した津波廃棄物、片付けごみ、家屋解体廃棄物、除染廃棄物など計22万6,000トンの処理を施設建設後約4年で完了する見込みです。

※三菱重工環境・化学エンジニアリング