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五ケ山ダム堤体建設工事 湛水式

2016年10月21日、福岡県で施工が進む五ケ山ダム堤体建設工事において湛水式が行われ、発注者である福岡県の担当者や工事関係者らが多数出席しました。ダム堤体の直上流で行われた神事では、福岡県五ケ山ダム建設事務所西山所長、堤体建設工事を担当する鹿島JVの熊谷所長らが玉串を奉奠しました。続いて、熊谷所長の作業開始号令により、これまで川の水を流していた堤内仮排水路に鋼鉄製の締切ゲートが降下され、試験湛水が始まりました。最後に熊谷所長の発声で万歳三唱が行われ、湛水の開始を祝いました。

五ケ山ダムは、福岡県筑紫郡那珂川町に建設中の重力式コンクリートダムで、鹿島JVは2012年から堤体建設工事を行っています。2016年1月に本体コンクリートの打設が完了し、いよいよ試験湛水が開始されました。試験湛水とは、本格的なダムの運用を始める前に実際に水を貯めて、ダム本体や取水・放流設備の機能確認、基礎地盤や周辺地山等の安全性を検証するために行うものです。工事は終盤を迎えており、工期は2017年度末までの予定です。

図版:ダム堤体直上流で行われた神事の模様

ダム堤体直上流で行われた神事の模様

図版:合図により鋼鉄製の締切ゲートが降下し、水の流れが遮断された

合図により鋼鉄製の締切ゲートが降下し、水の流れが遮断された

図版:万歳三唱の様子

万歳三唱の様子

図版:試験湛水が開始された五ケ山ダム上流側(2016年10月26日撮影)

試験湛水が開始された五ケ山ダム上流側
(2016年10月26日撮影)

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