将来の環境変化に対応可能な病院
医療技術の進展によって診断はより迅速・確実に、治療はより低侵襲で安全安心なものに、一方で進展し続ける医療機器の更新や機器導入が必要となる空間は増大しています。こうした環境の変化を予測し、それらを踏まえた施設計画の検討を支援します。
将来変化の予測
本格化する高齢社会、増大する社会保障費の適正化に向けて、保健・医療・福祉分野の制度改革が進められています。社会、制度、医療技術等の環境変化に、フレキシブルに対応する施設を提案します。 また、地域の需要と供給の変化は、患者需要予測・診療圏診断システムを用いた支援を行います。

保健医療福祉分野の政策ロードマップ
フレキシビリティと高い更新性
刻々と変化する医療情勢の中で常に最適な医療を提供していくためには限られた面積で効率的に変化に対応できるフレキシビリティが求められます。高い更新性を確保し、病棟再編、診療部の機能更新等、将来予測される成長と変化に柔軟に対応できるシステムを提案します。
■ 可変ホスピタル®(病棟)
二重床を有効的に配置することでレイアウト変更、設備更新、メンテナンスの自由度を高めます。また、二重床とフラットプレート工法による自由な配管レイアウトと病室設備機能のユニット化で病棟のフレキシビリティを高めます。

[解説DVD]
可変ホスピタル(病棟編):
東京歯科大学付属市川総合病院(千葉県)での導入事例を紹介します。
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可変ホスピタル(病棟)の構成イメージ
レイアウト変更に柔軟に対応

4床室→個室、病室→HCUといった水場を含んだレイアウト変更に柔軟に対応できます。
二重床工法のメリット

改修、メンテナンス時に下階の病室を休床させずに対応でき、 改修工期とコストを抑えることが可能となります。
フラットプレート工法

配管レイアウトの際、障害となる梁をなくした構造工法です。
ベッドサイドの可変ユニット

設備をユニット化することで改修工事を容易にします。
柔軟性のある骨格
建物のフレキシビリティや更新性を高めるためには、それに対応する柔軟な骨格(構造)が必要です。こうした骨格を形成するための経験と技術に裏付けられた最先端の構造システムの一例をご紹介します。
■可変ストラクチャー
病院上部の設備スペースを有効に利用したハットトラスを設置し、そこからテンションコラム(吊り柱)とダブルビーム(特許出願中)で床を支持することで、低層階の空間が上層階の柱に制約を受けない無柱空間をつくりだします。

可変ストラクチャー

構造形式略図
■ ISS(INTERSTITIAL SPACE)による設備スペースの分離
室内と設備空間を明確に分離することで可変性、更新性が確保できます。人が入ることのできる設備スペースを天井裏に設けることにより、室内に影響なく設備メンテナンスを可能にし、将来の更新時にも対応できます。

ISS事例断面図

事例:メディカルモリノ
■ ダブルビーム工法(特許出願中)
長大スパンに対応したダブルビーム工法の採用で設備のメンテナンス性、更新性が向上します。

ダブルビーム構成図
■ スーパーRCフレーム
室内空間からジャングルジムのような柱と梁を追放。フラットなスペースに自由に壁を配置できることでプランニングの自由度を高めます。自由な階高の設定や多彩な平面形状にも対応可能な上、工期短縮も期待できます。

超高層フリープランハウジングのフラット空間
(施工中)

スケルトン&インフィルのイメージ
■ ハイブリッドマルチタワー
スーパーRCフレームと鉄骨造の応用でさらに広い無柱空間を実現。 スーパーRCフレームのメリットに加えて天井が高く快適なフロアや途中階の吹き抜け空間などを自由に設置することができます。

ハイブリッドマルチタワー

フロア設定の自由
