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神奈川工科大学 看護医療棟

神奈川県厚木市下萩野

2015年3月

図版:神奈川工科大学 看護医療棟のメインイメージ

キャンパスに開く学びの場

看護学部新設に合わせ、キャンパスの中核を形成する広場の南端に計画された実習室と研究室からなる建築。広場に面する他の棟と統一感を持たせつつ、新しい学部としての個性を表現する佇まいをめざした。3~5階は規則的に並ぶ単窓と既存棟と異なる質感をもつ外装材を採用、看護学部にふさわしい静寂さと清潔感のある表情とする一方、1、2階は2層分のピロティ状の回廊構成とし、他の棟との連続性を強めている。1階にはガラス張りの2つの看護実習室と講義室を配置、2階には中間期にガラスサッシを開け放すことで気持ち良く風が通り抜けるラウンジを設けた。それにより、内部の実習活動がキャンパスを行き交う人々の目にとまり、学内外の交流の活性化が促されるよう期待している。

延床面積:5,940m2
階数:地上5階
受賞:平成27年照明普及賞 写真:川澄・小林研二写真事務所
  • 図版:神奈川工科大学 看護医療棟
  • 図版:神奈川工科大学 看護医療棟
  • 図版:神奈川工科大学 看護医療棟
  • 図版:神奈川工科大学 看護医療棟
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