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高性能材料・新構造

環境配慮

アンモニア低減コンクリート

アンモニア濃度の低い空気質環境を提供

  • 施工後の特別な対策不要
  • 美術館や電子デバイス工場でのアンモニア抑制対策に

アンモニアによる影響とその対策

コンクリートから発生するアンモニア(NH3)は、美術館の絵画を変色させたり、電子デバイス工場での歩留まりを低下させる原因物質であると指摘されています。この対策としては、建物竣工後に、アンモニアを空調フィルタで吸収・吸着する等の方法がありますが、アンモニアは元々コンクリートの使用材料に含まれているものですので、材料や調合を工夫することで発生量を減らすことができれば、根本的な対策となります。

絵画の変色

絵画の変色

電子デバイス歩留まり低下

電子デバイス歩留まり低下


そこで、アンモニア成分の含有が少ないなどの観点から選定した特殊骨材や無機系粉体(混和材)を用いたのが「アンモニア低減コンクリート」です。

アンモニア低減コンクリート

アンモニア低減コンクリート

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条件に応じた材料の組合せ

特殊骨材と無機系粉体(混和材)の組合せは3種類。
コスト、施工性、材料調達など、様々な条件に応じて組合せを検討いたします。

  • 無機系粉体を使用【Kタイプ】
    荷卸試験後の生コン車のアジテータ部に投入・攪拌することで簡便に製造することができます。また、無機系粉体の添加量を調整することによってアンモニア発生量の低減度合いを調整できます。
  • 特殊骨材を使用【Aタイプ】
    生コン工場で扱っている骨材と同様に扱うことができ、ごく初期の時点からアンモニア低減効果が期待できます。
  • 無機系粉体+特殊骨材を使用【Cタイプ】
    最も高いアンモニア低減効果が期待できます。
材料の組合せとその特徴
タイプ 材料の組合せ 普通コンクリートとの
材料コスト比較
アンモニア発生量 汎用性
粗骨材・細骨材 混和材 初期 総量
通常 無機系粒子 1.5倍程度
A 特殊骨材 1.5倍程度
特殊骨材 無機系粒子 2倍程度

凡例:◎効果が非常に大きい、○効果が大きい、△普通コンクリートと同程度

(注意)

  • 混和材(無機系粒子)は、添加量を多くするとアンモニア低減効果が大きくなりますが、フレッシュ時のワーカビリティに注意する必要があります。
  • 特殊骨材の対応の可否については生コン工場に確認が必要です。また、無機系粒子の投入費が別途必要です。

組合せによるアンモニア発生量の違い

材齢とアンモニア発生量

材齢とアンモニア発生量

アンモニア総発生量

アンモニア総発生量:
脱型材齢28日、普通コンクリートを100%とした時のアンモニア総発生量。