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海外工場建設の7つのステップ

海外で工場や建物を建設する際に知っておきたいこと

ステップ1:まずはお客様がイメージされる未来想像図をお聞かせください。

ステップ2:一緒に“スケッチ”を描きませんか。

ステップ3:敷地選定段階で地盤や天候リスクについてアドバイスいたします。

ステップ4:図面から建物完成までのロードマップを一緒に旅しませんか。

ステップ5:いよいよ現場が始動します。着々と形作られていく姿をレポートします。

ステップ6:工場引き渡しにむけて、厳しく検査をおこなっていきます。

ステップ7:アフターケアが安心感を高めます。

ステップ1:まずはお客様がイメージされる未来想像図をお聞かせください。

  • 海外進出は初めてだが、現地に製造工場を建設したい。
  • 工場が手狭になってきたので増築したい。
  • 新しいラインを作りたい。
  • 広い社員食堂が欲しい。 など…

まずはお客様が欲しいと思われる理想の施設のお話をお聞かせください。

たとえば…

  • 製品納入先企業からアジアでの工場進出を求められている
  • 既存海外工場の注文が増えたため、操業を続けながら増築したい
  • 工場が手狭になったが、土地に余裕がないので新たな土地に工場を建てたい

ステップ1:まずはお客様がイメージされる未来想像図をお聞かせください。

キーワード

  • 設計打合せ

    設計打合せ
    お客様と必要ならば海外においても日本語での設計打ち合わせが可能です。
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ステップ2:一緒に“スケッチ”を描きませんか。

お客様がイメージされた未来想像図を元に鹿島の優秀な設計者が作図し、より具体的なイメージを持っていただくことで議論が深まります。

まずはたたき台として、現地の法規、工法、材料に鹿島のノウハウを加えて作図し、お客様の想いを徐々に形にしてまいります。

たとえば…

  • 原材料の搬入から製品の搬出までの導線をすっきりとしたい
  • 先進性のあるデザインで省エネ施設が欲しい
  • 従業員の雇用を意識し、快適な厚生棟が欲しい

ステップ2:一緒に“スケッチ”を描きませんか。

キーワード

  • 基本設計

    基本設計
    入札時に頂戴した与条件を元に積算の為に作図された平面、立面、断面図他、建物の基本的な情報を網羅した図面になります。この段階の図面は各種許認可申請に必要な情報でもあります。
  • 実施設計(意匠設計、構造設計、設備設計)

    実施設計(意匠設計、構造設計、設備設計)
    意匠設計 お客様のヴィジョンや企業イメージを形にする洗練されたデザインを提供しています。
    構造設計 安全で堅固かつ経済合理性に合致したデザインを提供しています。
    設備設計 現地事情に熟知した設計者が現地適正な建築設備を提案しています。
  • 施工図

    施工図
    設計者の意図を正確に現場に伝える為の図面であり、設計者と現場の共通認識を得るための図面です。
  • 省エネ提案

    省エネ提案
    鹿島はZEBの研究をはじめ数多くの省エネ技術を持っています。
    ランニングコストの低減に寄与するご提案をさせて頂きます。
  • 環境提案

    環境提案
    環境へのの配慮は世界的なトレンドです。
    地球環境にやさしい環境技術提案も数多くご提案できます。

ステップ3:敷地選定段階で地盤や天候リスクについてアドバイスいたします。

現地建設事情や土地情報を提供し、その土地のインフラ調査と評価、地盤調査も行い土地選定のお手伝いをします。

工期に影響を与える雨季と乾季や宗教上の長期休暇等、適正な工期をご提案します。

たとえば…

  • 選定先の土地の地盤に問題がないか調べたい
  • 亜熱帯気候特有のスコールや台風の対処方法が知りたい
  • 現地の宗教上必要な施設はどうすればいいのか教えてほしい

ステップ3:敷地選定段階で地盤や天候リスクについてアドバイスいたします。

キーワード

  • 現地建設事情

    現地建設事情
    お客様の進出先特有の建設事情をよく理解しています。現地適正な建設材料の選定、設備機器の選定と調達(輸入)現地作業員の技能を勘案した建築工法の選定など日本とは異なる点をよくご説明致します。
  • 土地情報

    土地情報
    工業団地の情報を提供しています。弊社の実績から信頼のおける工業団地の物件をご紹介しています。
  • インフラ評価

    インフラ評価
    電気、水は生産施設の命です。進出先工業団地のインフラ状況についてもご案内しています。
  • 地盤調査

    地盤調査
    軟弱地盤は基礎工事が割高になります。土地購入前に工業団地からボーリングデータや土地の地歴情報を入手されることをお勧め致します。実際建設される前には建屋が建つ位置でのさらなるボーリング調査が必要です。基礎の設計はその調査結果を踏まえて行われます。
  • 超概算見積

    超概算見積
    事業採算計画(F/S)に資する為、想定に基づくものですが、規模を元にm2単価等をレンジでお知らせしています。お気軽にお申し付け下さい。
  • 標準工程表

    標準工程表
    実質工期に加え、着工前の許認可フロー、その国特有の事情、雨季や宗教上の休日等工期に影響を与える日程を勘案した工程作りが大事です。
  • 許認可フロー

    許認可フロー
    工事着工の為に必要な各種許認可の状況について熟知しています。お客様が申請すべき許認可も積極的にお手伝いしています。
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ステップ4:図面から建物完成までのロードマップを一緒に旅しませんか。

お客様との設計打合せを反映した図面を前に、お客様の想いが反映されているか確認します。そして、お客様の施設がどのような手順と工期で形作られていくか、工程表でご説明します。

たとえば…

  • 見学者が多いので、見学者通路も設置したい
  • クリーンルームが必要なので、エアシャワーと更衣室も作りたい
  • 将来の拡張性も考慮した施設にしたい

ステップ4:図面から建物完成までのロードマップを一緒に旅しませんか。

キーワード

  • 見積用基本計画図

    見積用基本計画図
    業者選定の為に見積依頼を出しますが、規模や仕様をある程度示さないと各社バラバラな想定に基づいた見積となり、比較が容易では無くなります。最適な業者を選定する為には基本計画を示す平面図、立面図、断面図等最低限の図面情報と建物の仕様を明示する必要があります。鹿島はこうした作図を致します。
  • 仕様書

    仕様書
    建物をどのような材料で建設するか明らかにします。基礎、床、壁、柱、天井、屋根それぞれの材質そして建築設備にかかる電気、水、空調、圧縮空気等の容量を明示することで、見積もり金額が大きくぶれることが無くなり、比較検討がし易くなります。
  • 実施工程表

    実施工程表
    クリティカルパスを明示し、工事の進捗と照らし合わせ、お客様の生産機器搬入や従業員のトレーニング、試作品製造等のご計画を立てて頂きます。
  • 現場組織図

    現場組織図
    工事の規模と技術的な重要管理項目に基づき適正な現場組織を構築しています。鹿島は現場常駐チームをサポートする体制を十分整えており、QCDSEに関する問題の早期発見と是正の為に本社からも巡回を実施しています。

ステップ5:いよいよ現場が始動します。着々と形作られていく姿をレポートします。

設計に基づいた見積書と工程表を添えた契約書のドラフトをお作りします。契約書はお客様に対するコミットメントです。お客様と合意を受けて、発注内示をいただければ、いよいよ現場が始動します。

現場所長が各種工事に関わる専門業者や協力業者を束ね、工事を指揮し、大切な夢を形作ってまいります。日本の本社や海外の地域統括法人からも現場をサポートし、円滑な現場運営を実現します。

工事月報により工事の進捗をお客様にご報告します。

たとえば…

  • 着工前の事前官庁申請や環境申請は手伝ってほしい
  • 地鎮祭や安全祈願祭のやり方を教えてほしい
  • 工事の進捗はレポートで報告してほしい

ステップ5:いよいよ現場が始動します。着々と形作られていく姿をレポートします。

キーワード

  • 見積評価

    見積評価
    基本計画図や仕様を決めてもなかなか比較は難しい場合があります。想定のベースが各社で異なったり、代案提案をどう評価すべきか等悩ましい状況が生まれます。鹿島は公平性を担保した上で比較検討のお手伝いを致します。
  • 精算見積

    精算見積
    設計が進みお客様のご要望が反映された段階で契約の為の工事金額を確定した見積提出を致します。
  • 発注内示書

    発注内示書
    工事契約の社内稟議に時間を要する状況も考慮し、早期に現場乗り込みを実現する為にお客様から発注内示書(L/I Letter of Intent)を頂戴しています。 
  • 工事契約書

    工事契約書
    四会連合約款の英語版やFIDIC等をベースとした契約書をご提案しています。片務性を排除した契約締結が信頼関係構築の鍵になります。
  • 地鎮祭

    地鎮祭
    工事の安全を祈願して行う地鎮祭は重要な神事でもあります。国によって宗教色の強い国と無宗教な式典と様々ですが、鹿島は式典の進め方を熟知しており、お客様と共に実施させて頂いています。
  • 起工式

    起工式
    実際の工事開始をメディアやお客様のお客様にお知らせするというマーケティング上の意味合いもある式典です。地鎮祭と兼ねて行われることも多く、最初の杭の打設を行う等見せ場を作ることもあります。
  • 現場事務所

    現場事務所
    現場敷地内に仮設の事務所を構え現場チームが常駐管理致します。必要ならば、お客様の執務室も設けさせて頂いています。工事期間中もコミュニケーションを良好に保ちます。
  • 安全管理

    安全管理
    保安装備を充実させるだけでは安全管理になりません。入場者教育、毎日の朝礼、ツールボックスミーティングを通じた確認作業が重要です。安全管理専従者も設けてパトロールも実施しています。
  • 品質管理

    品質管理
    鹿島の品質レベルを現場で徹底する為、モックアップを作成し施工手順と仕上げレベルの事前確認作業を実施。
  • 進捗管理

    進捗管理
    工事工程表と照らして日々の進捗、週単位、月単位の進捗を管理し、遅延要素は早期に解決策を講じて納期を守る努力をしています。
  • 定期巡回

    定期巡回
    現地法人や本部の工事管理チームによる定期巡回を実施し、工事品質の確認と是正に努めています。
  • 月次報告

    月次報告
    お客様にも毎月の月報を通じて現場の状況をお知らせしています。
  • マイルストーン

    マイルストーン
    工事進捗の節目をマイルストーンと呼び、工程管理を実施しています。
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ステップ6:工場引き渡しにむけて、厳しく検査をおこなっていきます。

建物が完成すると関係する役所の検査を受けますが、それに先立ち社内検査を実施し、お客様とご一緒に検査も実施して、パンチリストを作ります。

是正すべき工事箇所があればパンチリストに記載して、正しく処置し、高い品質を追求します。

たとえば…

  • 建物が現地の法律に準拠した状態か確認したい
  • 機器の取扱い方法やメンテナンスは説明してもらいたい

ステップ6:工場引き渡しにむけて、厳しく検査をおこなっていきます。

キーワード

  • 竣工検査

    竣工検査
    建物の使用許可を得る為には役所の検査を受けますが、それに先立ち、鹿島の社内検査、お客様との合同検査も実施しています。
    その後お引渡しとなります。

ステップ7:アフターケアが安心感を高めます。

待ちに待ったお客様の建物が出来上がりました。

鍵の引き渡しはもちろん、電気設備、空調機器や防火防犯設備の取扱い資料等、必要な書類は、お引渡し時に全てご説明しお渡ししています。

建物竣工は新たなステージの始まりです。当初の想定通りに機能しているか、不具合は無いか、実際に足を運び、きめ細かな視点でフォローしていきます。
お気づきの点は、遠慮なくご相談ください。

たとえば…

  • 一年次点検を実施してほしい
  • 中長期的な設備の修繕計画について相談にのってほしい
  • 拡張工事の相談にのってほしい

ステップ7:アフターケアが安心感を高めます。

キーワード

  • 設備機器のメンテマニュアル

    設備機器のメンテマニュアル
    竣工お引渡し時には建築設備の取り扱いマニュアルをお渡しします。施設担当者が居られる場合には緊急連絡網の構築等、お引渡し後も継続してアフターケアをさせて頂いています。
  • 瑕疵担保期間中

    瑕疵担保期間中
    通常1年間の瑕疵担保期間中の不具合は設計、施工に起因するものを無償にて対応させて頂きます。
  • 瑕疵担保終了後

    瑕疵担保終了後
    瑕疵担保期間終了後も鹿島はお客様のご要望に基づき建物の補修等有償で対応させて頂いています。
  • 営繕工事

    営繕工事
    小さな工事でも鹿島がお引渡しした工事については継続して対応させて頂きます。
  • 建物診断

    建物診断
    長い間使用した後、製造品目が変更になったり、設備機器の陳腐化でエネルギー効率が悪くなったりというケースは良くあります。
    鹿島は実際に建物を拝見し、より使い勝手の良い、エネルギー効率の良い改造、改修工事のご提案を致します。

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