当社は全国の学校や市民講座で環境保全などに関する出前授業を行っています。
多様な生物の生態や,生物への人間活動の影響を,当社の第一線で活躍する技術者が,
実際の生物観察や簡単な実験などで分かりやすく説明する総合学習です。活動の一例を紹介します。
都市緑化
東京・板橋区立板橋第七小学校では,当社技術研究所の高山晴夫上席研究員が講師を務め,同校ベランダでキュウリやヘチマなどの「緑のカーテン」を育てている6年生に授業を行った。緑化の効果や「快適」と感じるには温度や湿度以外の要素も影響することなどを学習した。
ヒートアイランド現象の緩和などを目的に,当社は屋上や壁面緑化技術の開発に取り組んでいる。安全で容易に管理できる壁面緑化システム,屋上緑化用の軽量培養土,緑地の環境機能評価システムなど,多彩な環境技術を実用化している。
カニが棲める護岸
当社JVが設計・施工した東京・芝浦アイランドの運河の一部に,カニ護岸と潮溜まりが設けられた。護岸工事中は運河に生息するクロベンケイガニを守るために,地域の小学生らの協力でカニを一時保護し,完成後に“放流式”を行った。再現された潮溜まりでは,当社環境本部の柵瀬信夫担当部長の指導で地元小学校の課外授業が行われた。
当社が開発した護岸パネルと潮溜まりを人工的に組み合わせることで,多様な小動物が棲み付く水辺再生が可能になる。
海と山をつなぐ授業/アマモ場の再生
神奈川・葉山町立一色小学校で,当社技術研究所の山木克則主任研究員らが4年生に海草のアマモの授業を行った。児童は地元葉山のアマモ場から採取したアマモの花穂から3mmほどの種をピンセットで拾い上げ,アマモの葉についている様々な生物も見つけることでアマモの役割を勉強した。
東京・青梅市立第五小学校でもアマモをテーマに山木主任研究員が講義した。同校は海から離れているが,学校近くの山も海とつながっていること,森を大事にすれば海もきれいになることなどを学習した。
内湾域の穏やかな浅瀬にあるアマモ場は,魚の産卵場所や稚魚の生育場になっている。しかし開発や水質汚染で多くが消滅,漁業資源にも影響が出るようになった。当社は北里大学と共同でアマモ種苗生産技術を開発し,葉山町で採取した種子から得たアマモ苗を移植する実証実験にも成功した。現在,水産庁の「環境・生態系保全活動支援調査・実証委託事業」として推進中。


その他の取組み
- 広島市小学校で環境教室を開催
- 近隣小学生を招き技術研究所見学会を開催
- 神奈川県主催の体験ツアーで小学生が鹿島の現場を見学
- 群馬県立高校生が関西支店訪問(修学旅行先研修)
- 葉山ハーバーフェスタ「魚介類とのふれあいコーナー」
- マクドナルド・ハウスで餅つき大会
