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避難路の確保は仕上材・備品の安全から

大地震時には、建物躯体が安全であっても、仕上材・備品の被害で避難に支障をきたします。

図:仕上材・備品の被害

●内外装材・家具備品の被害
  何十年に1度の大地震による構造体の被害とは違って、特に内外装材や家具備品の場合は、震度4、5程度の地震でもかなり大きな被害になる可能性があります。

震度
階級
人間 外装材等 内装材等 家具備品等


人は揺れを感じない。        


1
屋内にいる人の一部が、わずかな揺れを感じる。        


2
屋内にいる人の多くが、揺れを感じる。
図
 
電灯などのつり下げ物が、わずかに揺れる。
図
   


3
屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。
図
   
棚にある食器類が、音を立てることがある。
図
 


4
かなりの恐怖感があり、一部の人は、身の安全を図ろうとする。
図
 
つり下げ物は大きく揺れる。


図
棚にある食器類は音を立てる。


図
座りの悪い置物が、倒れることがある。

図


5
多くの人が、身の安全を図ろうとする。

図
窓ガラスが割れて落ちることがある。

図
つり下げ物は激しく揺れる。


図
棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。
図
座りの悪い置物の多くが倒れ、家具が移動することがある。
図
非常な恐怖を感じる。多くの人が、行動に支障を感じる。
図
  変形によりドアが開かなくなることがある。
棚にある食器類、書棚の本の多くが落ちる。

図
テレビが台から落ちることがある。

図


6
立っていることが困難になる。
かなりの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。
図
開かなくなるドアが多い。
固定していない重い家具の多くが移動、転倒する。
図
 
立っていることができず、はわないと動くことができない。
図
多くの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。
図
 
固定していない重い家具のほとんどが移動、転倒する。
図
 


7
揺れにほんろうされ、自分の意志で行動できない。
図
ほとんどの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。
図
   
ほとんどの家具が大きく移動し、飛ぶものもある。

図
気象庁震度階級関連解説表(平成8年2月)より抜粋

参考文献 関連パンフレット
 
鹿島都市防災研究会   都市・建築防災シリーズ2 建築物の地震被害
鹿島   平成7年兵庫県南部地震被害調査報告書
技術要報 182   特集 "防災都市"を目指して
KaTRIリーフレット 2001-27   耐震性に優れた グリッドシステム天井
技術パンフレット 2000-109   部分免震
新技術リーフレット 110   携帯型タイル剥離検知器
(社)日本建築学会   非構造部材の耐震設計施工指針・同解説
および耐震設計施工要領


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