高所や建物の外などの危険な場所でも、安全に作業できるためにつくられるのが足場です。
足場は、高所や建物の外などで作業を行う鳶工の中で、「足場の組立て等作業従事者」などの資格を持った人がつくります。足場は、建設現場で作業する人にとって、作業中に命を預けるとても大事なところ。そのため、建物が完成した後は取り壊されるのにもかかわらず、図面をつくってしっかり計画し、建物を建てるのと同じように慎重にていねいにつくります。
足場の下や横に安全ネットがかけられたり、高所作業のときに必要な安全帯をつけるための綱がつけられたりと、落下防止のための安全対策も万全に行います。安全な足場をつくることで、職人さんは安心して仕事に集中することができ、良い建物ができあがっていきます。