コラム

ダムをつなげる

通常、ダムはひとつだけで運用されますが、鬼怒川上流にある五十里(いかり)ダムと川治ダムでは、水の有効利用を図るため、流域の違う2つのダムを導水路でつなげ、ダムとダムをネットワークする、という事業が行われています。
雨の多い季節には、貯水容量の少ない五十里ダムが貯めきれなくなり、これまでは下流に放流していた水を川治ダムへ預けます。そして、雨の少ない季節になると、川治ダムで預かっていた水を五十里ダムへ移すのです。

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