つくる技術

フィルダム

① アースフィルダム
土を主材料とするダムで、高さは40m程度が限度とされます。中央部は不透水性、上流側は半透水性、下流側は透水性の土を材料として、遮水と安定性をはかっています。日本では古くから灌漑用に多くつくられています。

② ロックフィルダム（中央遮水壁型と表面遮水型）
ロックフィルダムは岩石を主材料とするダム。中央遮水壁型のロックフィルダムは、中央のコア部に粘土層の遮水壁をつくり、そのまわりにフィルター層をはさんで、外側に岩石ロックを並べた三層構造になっています。表面遮水型のロックフィルダムは、水を貯める側の表面をアスファルト、またはコンクリートで覆います。