世界の橋 | アジア

猿橋

610年

山梨県大月市にある猿橋は、日本三奇橋のうちのひとつに数えられます。崖の両岸から角材を突き出しその上に橋桁がのっている構造で610年頃築かれたと言われていますが、現在のものは1984年に再架されたもので、高さ31m、幅3.3m、長さ30.9m。地元の伝説によると、百済の造園博士・志羅呼が、白猿の群れが蔦や蔓を用いて河を渡るのを見てヒントを得、架設したと言われています。猿橋の名はここからつけられたものです。三奇橋には、ほかに木曽の桟橋、岩国の錦帯橋があります。

画像猿橋