世界の橋 | 欧州

フォース鉄道橋

1890年

イギリス、スコットランド、エジンバラ郊外のフォースの入江に架かるカンチレバー(片持ち梁)トラス式の鋼橋です。19世紀に入り鉄橋の風による落橋事故がかなり発生したため耐風設計に気を遣い大量の材料が使われました。1890年に完成。全長は約2.5kmあり、鋼製の片持ちがふたつの主要なスパンを川面の上方46mの位置で支えています。橋に使った鋼鉄の重さは全部で約5万8千トンにもなります。完成当時は、中央支間長が521mで、世界最大の橋でした。

画像フォース鉄道橋