2001年
スエズ運河を横断し、アフリカとアジアの両大陸を結ぶ「スエズ運河橋」は、2001年に完成しました。砂漠と運河をバックにしたこの橋は、橋脚の高さが世界最大のクフ王のピラミッドと同じ約140m、外観はオベリスク(古代エジプトの記念碑)をイメージしているなど、古代エジプト風の壮大な斜張橋です。このプロジェクトは、日本政府の無償援助工事で、施工の3社は日本の企業(鹿島・NKK・新日鉄)が行いました。