つくる技術

ジオデシックドーム

1953年、アメリカの建築家、バックミンスター・フラーによって考案されたドームの構築法。正20面体を同心の球面上に投影し、さらに三角形や六角形に曲面分割を繰り返してできる、大スパンに適した強度や剛性の高いドームです。ジオデシックとは「球面上の大円の弧」を意味し、モントリオール万国博のアメリカ館や、富士山のレーダードームなどに採用され、脚光を浴びました。

画像:ジオデシックドーム