鹿島の見える風景153vol.#kajimaでは生成AIを活用し,被災した建物状況の判定や報告書作成を自動化する取組みを紹介。このシステムでは,建物の損傷度が「1∼5」の5段階で判定されます。今年に入りインフルエンザ,コロナ,胃腸炎とウイルスにかつてないほど侵されている某。災害級の非常事態となっています。身体の損傷度「4」(自己診断)からようやく回復…と思いきや(天)さんに同行した取材(→)でまたまた損傷度上昇。繰り返しやってくることを肝に銘じなければなりませんね。(信)「発掘!旬の社員」では,四国・新居浜の工場内現場で勤務する若手社員を紹介しました。私も数年前に新居浜で仕事をしていたこともあり,久々に再会した方と昔話などで盛り上がる取材になりました。そのようななか,気温30度を超える炎天下での暑い取材前に立ち寄ったお店で,食欲をかき立てるおいしそうな牡蠣を注文!後日,なんと,お腹を下し体調不良で会社を休んでしまいました…。何とか記事発行となった,「ふたりの熱い勇姿」をぜひご覧ください!(天)大阪のアイデアとバイタリティがあふれる号になりました。「特集THESITEPLUS」と「創る・造る・作る」の編集中,特集担当の私とオフィスで斜向かいに座るもう一方の編集担当者は何の示し合わせもしておらず。できあがった原稿を見てアッハッハ。ちなみにこちらの編集担当者は桂二葉さんの大ファン。私もその影響で(?)先週末に落語を見に行きました。噺家さんの表情や身振り手振りに引き込まれ,まわりのお客さんにもつられ,大笑いのひとときでした。(A)Kboardでご紹介した建築設計本部の野村さんは,川口市立美術館だけではなくスポーツ庁のシンボルマークも手掛けた実力をもつ設計者。きっかけは業務を通じたサイン計画への関心で,手法には多くの共通点があったそう。普段の業務から少し視野を広げ,自分の得意分野を新しい形で生かすことは,社会貢献に繋がりますし,自分自身の成長にも繋がりますね。私も日々の慣れた環境に甘えず新しいことに挑戦し,自分自身の可能性を広げていきたいと思います。(啓)編集後記●ホームページhttps://www.kajima.co.jp●当社へのご相談・ご意見・ご提言は「鹿島相談コーナー」へ 2025年9月号(No.794 社内報KAJIMA)発行:鹿島建設株式会社東京都港区元赤坂1-3-1 〒107-8388編集:広報室本誌記事のお尋ね並びに引用の場合は広報室にご連絡下さい ISSN0916-7196印刷:TOPPANクロレ株式会社デザイン:饗場千秋デザイン室お詫びと訂正 8月号24ページKworks「フロントプレイス飯田橋」で,「発注者:三菱商事,三菱商事都市開発」とあるのは,正しくは「三菱地所,三菱商事都市開発」でした。関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしました。訂正して,お詫び申し上げます。現場の仮囲いや旗、懐かしい1枚など「鹿島」が見える、美しい写真、楽しい写真、意表を突く写真など、ご投稿をお待ちしています。皆さまからの写真を募集しています。2つの大地震を乗り越えた不屈の魂「ああ,鹿島だったんだ」。イオン仙台店閉店のメモリアルパネル展で,読売仙台ビルを建てるレトロな写真に,鹿島建設の文字を見た途端,涙があふれました。「だから2つの大地震をも乗り越え,ここまで踏ん張ってくれたのね」と。 1975(昭和50)年,読売仙台ビル完成と同時に主要テナントの1つとして開業したダイエー仙台店は,1978年6月の宮城県沖地震および2011年3月の東日本大震災を耐え抜き,特に東日本大震災ではその2日後,市民のために店を開け,被災者の生活を支えてくれました。最大4,500人もの人々が何時間もじっと順番を待ち,店員さんへ口々に「ありがとう」と言いながら,食材や日用品を購入できる安心が,毎日住まいに届けられる新聞同様,どれだけ励みになったことでしょう。 ダイエー仙台店は2016年にイオン仙台店となり,その後,老朽化のため2025年2月28日,大勢の買い物客による感謝と拍手に包まれながら,49年と173日間の小売業の歴史に幕を下ろしました。カンパニーカラーがオレンジからピンクに変わっても,たくさんの方々に愛された歴史は変わりません。近い将来,新たな「鹿島の見える風景」が,この地に創出されることを心より願っております。(仙台大学報道室 佐藤美保)KAJIMAデジタルブック鹿島公式YouTubeチャンネルX鹿島公式アカウント青葉区役所宮城県庁勾当台公園北四番丁広瀬通あおば通仙台青葉通一番町大町西公園国際センター宮城野通五橋仙台市役所地下鉄南北線地下鉄東西線東北新幹線旧東北支店4548286愛宕上杉通り広瀬通り青葉通り仙台駅仙石線読売仙台ビル会場に掲示されていた建設時の写真会場に寄せられた感謝のメッセージ*写真は関係者への了解を得て撮影しました 1975年10月号月報の表紙は読売仙台ビル。鹿島に務していた亡き父が大切に保管本誌は社外にも,当社ホームページ上でデジタルブックとして公開しています