鹿島の見える風景154vol.2020年10月号から携わってきた月報編集業務…卒業することになりました。5年間,全支店と海外まで満遍なく取材させていただき,当社の良さ・凄さを改めて感じつつ,65年毎月発行の歴史に穴をあけられないというプレッシャーの中,多くの皆様のご協力により無事卒業することができました。本当にありがとうございました。私は,これでペンを措かせていただき普通の男の子に戻ります。月報「KAJIMA」に感謝を忘れず,今後は別の形で寄与していきたいと思います。(超)スーパーカミオカンデの後継となる新しいニュートリノ観測装置,「ハイパーカミオカンデ」の式典をKboardでご紹介しました。人工の地下空洞としては世界最大級,宇宙進化史を紐解く巨大実験施設の誕生が近づいています。そんな科学の新章が訪れようとする中,月報史に輝かしいページを刻み続けた(超)さんが今月号をもってご栄転されることとなりました。これまでのご尽力に心から感謝申し上げます!残された私たちも“ハイパー”な誌面づくりを目指して頑張ります!(信)「3,2,1,GO!」。試合開始とともに,夢を乗せたロボットが,バスケットコートを駆け抜ける。ここまでの道のりは決して平坦ではなかった。深夜の部室,静まり返ったキャンパスで,幾度となく手を止め,何度もシュート練習を繰り返す。「準備期間中は,部室が自宅代わりでしたね」と,笑顔で語る学生に哀しみはない。天下を取る熱意,ネジ1本に込めた努力は,勝敗を超えた価値を生んだ。この学生たちの物語が刻まれた「#kajima」(18-19ページ)は,必見である。(天)今月は,知的財産について特集しました。特許はすごい人が発明するものという印象が強いかもしれませんが,実はちょっとしたアイデアが特許に繋がることも。我が家は夏休みに万博へ行ったので,娘の自由研究は万博のジオラマを作ることに。当社施工の建物やサステナドーム,リングにミャクミャクなど初めての制作に粘土やアルミホイルを使ったアイデアたっぷりのジオラマが完成しました!!さて…家に戻ってきた後どうするか。保管方法のアイデア募集中です。(瑛)編集後記●ホームページhttps://www.kajima.co.jp●当社へのご相談・ご意見・ご提言は「鹿島相談コーナー」へ 2025年10月号(No.795 社内報KAJIMA)発行:鹿島建設株式会社東京都港区元赤坂1-3-1 〒107-8388編集:広報室本誌記事のお尋ね並びに引用の場合は広報室にご連絡下さい ISSN0916-7196印刷:TOPPANクロレ株式会社デザイン:饗場千秋デザイン室現場の仮囲いや旗、懐かしい1枚など「鹿島」が見える、美しい写真、楽しい写真、意表を突く写真など、ご投稿をお待ちしています。皆さまからの写真を募集しています。羽田空港に現場オリジナル広告!羽田空港第3ターミナル1階エントランスに,8月1日,当社羽田空港工事事務所のオリジナル広告「羽田空港鳥瞰之図」(制作:NKB,イラスト:アルモ設計上野真理)がお披露目されました。自国へ帰る惜別感を抱く外国人やこれから海外へ行く期待感を持つ日本人に,羽田空港の歴史の一翼を担ってきた当社の取組みを伝えるものとなっています。 これまで当社は,日本の玄関口である羽田空港において多くのプロジェクトに携わり,なかでも私は,第3(旧国際線)ターミナル新築(2010年竣工),同ターミナル再増改築I工区(2020年竣工),さらに当社開発のHANEDAINNOVATIONCITY®(2023年全面開業)と,時代の要請に応える工事を担当してきました。その他当社は,格納庫やD滑走路の新設,現在建設中の羽田空港アクセス線(仮称)工事など,空港全体で重要なインフラ整備も担っています。 広告には,「これまで」と「これから」をつなぎ,未来の羽田空港を支える当社の想いを表現しました。空港の発展は,日本の成長と世界とのつながりを象徴するものであり,私たちはこれからも未来の空港づくりに挑み続けたいと考えています。広告完成を記念し,関係者にて撮影した写真とともに,渾身の作品をここにご紹介します。(東京建築支店 兒玉哲志)KAJIMAデジタルブック鹿島公式YouTubeチャンネルX鹿島公式アカウント首都高速神奈川1号横羽線第3ターミナル多摩川スカイブリッジ京急蒲田駅羽田空港アクセス線(仮称)D滑走路京急空港線多摩川蒲田駅JR東海道本線京急本線首都高速1号羽田線首都高速湾岸線首都高速神奈川6号川崎線東京モノレール羽田空港天空橋駅(東京国際空港)環状8号線HANEDAINNOVATIONCITY第2ターミナル第1ターミナル完成した広告の前で記念撮影(前列右から3番目が兒玉所長)日本人だけではなく外国人が見ても一瞬で伝わる浮世絵の世界観を活かし,当社の羽田空港での取組みをエモーショナルに訴えかける本誌は社外にも,当社ホームページ上でデジタルブックとして公開しています