22KAJIMA202604Heart&TechnologyTheBMPartner都市をまもり,都市を生かして40年 2025年12月で創業40年を迎えた鹿島建物総合管理(以下,鹿島建物)。鹿島建物が誕生した当時,建設業界は建物の高層化や機能の高度化をめぐり,各社が切磋琢磨する時代だった。そのような中,鹿島グループは総合建設会社として,建物をつくるだけではなく竣工後の維持管理まで含めて,所有者が建物をより快適に使い続けられるよう支援する専門家集団を設立した。現在は,全国各地で2,800棟を超える建物を管理している。 建物は所有者の大切な資産であると同時に,社会の資産でもある。鹿島建物は「建物経営のパートナー」として,建物の価値東京都中央区銀座6-17-1 銀座6丁目-SQUARETel:03-6748-7111HP:https://www.kajima-tatemono.com鹿島グループは,グループ各社との連携を強化し,バリューチェーン拡充による顧客への提供価値の向上と,新たな価値創出を目指していく。建物の生涯を見据えた総合的なマネジメントで建物を安全・安心・快適に保ち,さらに時代のニーズに合わせた価値を創造していく鹿島建物総合管理建物管理のプロフェッショナル集団としてお客様と同じビジョンを見据えて―建物のために,社会の未来のために―「建物管理はサービス業」という理念 鹿島建物は,建物管理の関連業務に対応し,プロパティマネジメント(PM)やファシリティマネジメント(FM)分野などにも業務を拡大。近年はDX導入にも積極的だ。 しかしどれだけ時代が進歩しようとも,建物を使うのが「人」なら建物をまもるのも「人」である。技術力とホスピタリティを兼ね備えた「人によるサービス」を大切に,「100年をまもる会社」として社会に貢献していく。を最大限に発揮するための総合的なビルディングマネジメントサービスを提供している。鹿島建物総合管理株式会社

23KAJIMA202604 最大2,500名が働く大阪を代表する「オービック御堂筋ビル」(2020年竣工)は,企画・設計・施工・維持管理をBIMで一元管理する,鹿島グループ初のプロジェクトである。 鹿島建物は,施工段階から参画し,維持管理におけるBIM活用を検討。各設備に,即座にBIM-FMへアクセスできる二次元バーコードを貼り付け,その場でメーカー名や規格説明書などの情報が読み取れる仕組みを構築している。BIMを軸に一気通貫 鹿島建物は業界に先駆け,BIMを有効活用した建物管理「BIM-FMシステム」に取り組んできた。 BIM-FMの特長は,設計・施工・維持管理に関する膨大な建物データを一元化することで,維持管理のサービス向上や業務効率化を実現する点だ。設計・施工時に作成されたBIMから部材の寸法値や耐用年数,建物の図面をBIM-FMに継承。PCやタブレットで直感的に操作でき,建物情報をいつでも・どこでも「見る」「知る」「記録する」ことが可能となる。 日々の点検結果を蓄積することで,建物の状態や傾向をリアルタイムで見える化し,適切なメンテナンスにつなげ建物の長寿命化を実現する。ただの建物管理だけじゃない。新サービスの創出へ 鹿島建物は,BIM-FMを所有者にも活用してもらうことを目指している。建物情報を一元的に確認できれば,テナント管理や修繕計画の立案も進めやすくなり,建物経営にも役立つからだ。国もBIMの普及に力を入れており,有用性が社会に浸透すれば,今後データが相互につながり,新しい価値を生むサービスが誕生するかもしれない。 多様化するニーズに応え続けるために──。鹿島建物はこれからも,「人によるサービス」を核に,さらなる進化を追い求めていく。PickUp!DXで実現する新時代の建物管理「BIM-FMシステム」オービック御堂筋ビル所有者:オービック/場所:大阪市中央区用途:オフィス,ホテル,商業施設/規模:B2,25F 延べ55,753m2管理開始:2020年2月/管理内容:設備管理業務BMVisionシステム上であらゆる情報へのアクセスが可能。さらに2D図面,部屋一覧,設備一覧が連動する連動