28KAJIMA202607Kboard押味会長が日建連会長に就任 5月11日,日本建設業連合会(日建連)の2026年度定時総会と理事会がホテルニューオータニ東京(東京都千代田区)で開催され,当社押味会長が日建連会長に就任した。 押味会長は就任挨拶の冒頭で,建設業の長期ビジョン2.0※では,2035年までに生産性の25%向上,技能労働者の所得倍増などを目標に掲げており,その達成に向けて今年度は,「『改正建設業法に基づく契約適正化の徹底』『適正な労務費の確保と実効性の強化』『4週8閉所の定着と更なる進化』『防災・減災,国土強化の強力な推進』に重点的に取り組む」と述べた。さらに,「これらの取組みを通じ,新4K(給与がいい,休 4月15日,当社が設計・施工を担当する「中外製薬浮間事業所研究棟(UKX)新設工事」(東京都北区)の起工式が現地で行われ,来賓をはじめ事業・工事関係者ら約70名が参列した。 中外製薬が計画する本事業は,低・中分子およびバイオ医薬品の製法開発機能の強化と,環境対策推進を目的に,最新鋭かつ環境配慮型の研究棟を建設するもの。原薬製法確立のスピードアップを図るため,ガラスキューブの共有空間や各階のコミュニケーションスペースを活用し,部門間の連携を促進するオフィス設計を採用。また,将来の用途や運用の変化にも柔軟に対応できるよう,建築の骨格や可変性に追従する建築設備システムを導入する。環境負荷暇が取れる,希望が持てる,かっこいい)の実現を目指す」と表明。最後に,横浜で開催予定の2027年国際園芸博覧会に触れ,「成功に向けて国土交通省と連携し,官民一体での機運醸成や運営支低減にも配慮し,環境性能評価システムLEED認証でGOLDの取得を目指す。 現場は工場や住宅が近接するため,第三者災害の防止などに細心の注意を払い,施工を進める。※日建連が昨年7月に策定した,建設業の未来に向けた成長と変革の指針。2050年の建設業の姿と,それを見据えて2035年までに達成すべき具体的な目標が示されている新研究棟東側(イメージ)中外製薬浮間事業所研究棟(UKX)新設工事場所:東京都北区発注者:中外製薬設計:当社建築設計本部,エンジニアリング事業本部用途:研究施設規模:S造一部CFT造(免震構造) 7F 延べ27,929m2工期:2026年4月∼2028年8月(関東支店施工)就任挨拶をする押味会長「中外製薬浮間事業所研究棟(UKX)新設工事」が起工記者会見の様子援,積極的な出展に尽力する」と結んだ。 押味会長は,2015年に日建連副会長に就任し,2017年に同・建築本部長,2021年からは同・土木本部長を務め,宮本洋一前会長(清水建設相談役)の退任に伴い,このたび後任として選任された。
BOOKS29KAJIMA202607 長雨の季節に,治水にまつわる新刊と既刊書をご紹介します。 気候変動によって水害は激甚化,頻発化しています。これを受けて国土交通省は,河川とつながる山やまちなど,流域のあらゆる関係者が協働して水害対策を行う「流域治水」を推進しています。新刊の『豪雨災害の水文学』は,その水害対策に科学的根拠を与える水文学の研究の歴史と現状を詳説し,流域治水に関わるすべての人に向けて水文学からの知見を伝えます。 既刊書『地すべり山くずれの実際』は,近年の災害事例と地形地質学の知見を踏まえ,地すべり,山くずれ,斜面崩壊などに関する専門基礎的な内容を多面的に解説した一冊です。水害・土砂災害対策の最前線お問合せ鹿島出版会tel:03-6264-2301受賞した(左から)金沢文緒氏,中西麻澄氏,橋本遼太氏,瀧良介氏第33回「鹿島美術財団財団賞・優秀賞」授賞式を開催「高専GCON2025」鹿島建設賞受賞チームを技術研究所に招待鹿島学術振興財団「2026年度助成金贈呈式」開催 5月14日,当社KIビルで鹿島美術財団(理事長:鹿島公子)が主催する第33回「鹿島美術財団財団賞・優秀賞」授賞式が開催された。 3月17日,当社は「高専GCON2025※」鹿島建設賞の副賞として群馬工業高等専門学校の学生2名を招き,当社技術研究所の見学会と女性技術社員との座談会を開催した。 参加者は,建設業の魅力や当社のものづくりについてガイダンスを受けた後,大地震の揺れを再現する3次元振動台「トライデッカー®」を体験し,「KAJIMACONCRETEBASE」で様々なコンクリートを学んだ。また,大型構 3月12日,鹿島学術振興財団(理事長:鹿島公子)は「2026年度助成金贈呈式」を当社KIビルで開催し,研究助成・援助事業の選定先へ助成金を贈呈した。同財団は,1976年の設立以来,わが国の学術ならびに学術の国際交流を図ることを目的に,助成事業を行っている。 「一般研究助成」は,自然科学,人文・社会科学,学際融合分野での研究を支援するもので,134件を選定した。「特定テーマ研究助成」は,財団が策定するテーマ 同賞は助成の成果を対象に,毎年優れた美術史研究を表彰するもので,受賞者に賞状と副賞(財団賞200万円,優秀賞100万円)が授与された。造物や重要建造物の強度,安全性を調べる「大型構造実験棟」を見学し,当社の技術について理解を深めた。 座談会では,2名の女性技術社員が,これまでの研究で印象深いことや技術開発のやりがいなどを紹介。参加者からは,大学での学びや育児との両立について質問が上がり,活発な意見交換が行われた。「実際に研究者の生の声を聞いて,ゼネコンの仕事への興味が大きく膨らんだ」などの感想が寄せられた。について分野横断・融合研究を支援するもので,8件を選定。研究者の海外派遣・受入れを援助する「研究者交流援助」24件,「国際共同研究援助」28件,「国際研究集会援助」20件,および財団設立50周年記念として,財団が研究テーマを指定し,1件あたり年間上限4,000万円,原則2年間,最長4年間助成を行う大型助成「50周年特別研究助成」1件を選定した。申請総数481件,助成・援助総数215件,総額6億4,575万円となった。座談会の様子当社開発のトライデッカーを体験集合写真※第4回高専GIRLSSDGs×TechnologyContest。2025年12月14日に開催され,当社も協賛した【財団賞受賞者】《日本・東洋美術部門》橋本遼太(はしもとりょうた)(武蔵野美術大学非常勤講師)研究主題:祥啓様式の継承の実態と祥啓画系の成立背景―伝記関連史料の再検討と近代の顕彰運動を中心に―《西洋美術部門》瀧良介(たきりょうすけ)(国立西洋美術館任期付研究員)研究主題:フィリップ=ジャック・ド・ルーテルブール作《蛇に襲われる男のいる風景》 ―プレロマン主義の風景画における古典主義の受容と変容―【優秀賞受賞者】《日本・東洋美術部門》金沢文緒(かなざわふみお)(岩手大学教育学部教授)研究主題:ロダンのデッサン複製展覧会(兜屋画堂,1919−1920年)再考―野島康三旧蔵資料(岩手大学所蔵)の検討を通じて―《西洋美術部門》中西麻澄(なかにしますみ)(東京藝術大学非常勤講師)研究主題:《マルクス=アウレリウス帝騎馬像》研究『豪雨災害の水文学流域治水に必要な流出モデルのパラダイムシフト』谷誠/著A5判・272頁,3,300円(税込)『地すべり山くずれの実際地形地質から土砂災害まで』高谷精二/著A5判・280頁,3,630円(税込)