KAJIMA20260826「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」での社長訓示Kboard「新福岡県立美術館新築工事」が着工全国安全週間に安全パトロールを実施 7月1日,桐生社長が全国安全週間(7月1∼7日)にあたり,社長就任後初めて,横浜支店管内の土木・建築現場で安全パトロールを実施した。 最初に,横浜市瀬谷区で進む「上瀬谷通信施設基盤整備工事」「相沢雨水幹線下水道整備工事」を巡視した。両工事は旧上瀬谷通信施設地区の土地区画整理事業の一環で,約250haの基盤整備と雨水幹線整備を行うもの。「GREEN×EXPO2027」の会場エリアを工事区域に含み,150社以上の別途業者が入るなど,他社 5月30日,当社JVが施工を担当する「新福岡県立美術館新築工事」(福岡市中央区)の起工式が現地で行われた。 福岡県が計画する本施設は,福岡市中心部に位置する「大濠公園」南側に建設され,「芸術の可能性を拡げ,挑戦する美術館」「九州・福岡県の文化芸術の発展に貢献する美術館」などの4つをコンセプトに掲げている。設計は,隈研吾建築都市設計事務所が手掛ける。隣接する既存の日本庭園とともに一体的な整備を目指し,建物の高さを庭園に向かって段階的工区との調整が重要な工事となる。 その後,「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」(横浜市中区)を視察。本工事は,みなとみらいエリアに地上40階,地下2階,延床面積約9万7,000m2のホテル,住宅からなる複合施設を施工するもの。敷地の地下をみなとみらい線が横断し,周辺は交通量や歩行者が多い市街地で日本庭園に向かって,建物の高さをステップダウンさせた外観(イメージ)提供:隈研吾建築都市設計事務所新福岡県立美術館新築工事場所:福岡市中央区発注者:福岡県設計:隈研吾建築都市設計事務所規模:S造一部RC造 B1,4F 延べ21,900m2工期:2026年4月∼2029年5月(九州支店JV施工)瀬谷区の現場を視察する桐生社長(中央)行われる難工事である。 各現場の巡回では,所員,技能者と活発な意見交換を行った。また,社長訓示では,当社の安全スローガン「決心せよ!今日一日の無災害」について触れ,「慣れた作業でも異変や危険の兆候を見逃さず,普段から互いに声を掛け合う関係性を大事にしてほしい」と呼び掛けた。に抑えることで,景観の連続性に配慮する。加えて,深く持ち出した庇「グリーンイーブス」が周辺景観との調和を図るとともに,日射遮蔽による環境性能の向上にも寄与する。建物内部には南北に貫く通り抜け空間「アーバンスリット」を設け,美術館を中心とした街と公園のつながりを促進。また,施設の交流の核となる3層吹抜けの「メディアヴォイド」をロビーに配置するほか,白や木質系素材によるニュートラルな仕上げとし,アートを主役とする空間を創出する。 現場は,学校や公園が隣接するため,安全確保を最優先に施工を進める。建物の完成は2029年5月を予定している。大濠公園を望むアーバンスリット(イメージ)
27KAJIMA202608社員向け託児サービス「KX-FAMILY」を移設リニューアル「ParcHanoi」がAsiaPacificPropertyAwardsの3部門で最高評価を受賞 当社は,柔軟な働き方を支援する施策として,2023年11月から社員向け託児サービス「KX-FAMILY」を運営している。0歳児から小学6年生までの社員の子どもを対象とし,育児で時間的制約 ベトナム・ハノイのスターレイク街区で開発が進む「ParcHanoi」が,「AsiaPacificPropertyAwards」において,ベトナムのサステナブル商業開発・オフィスを受ける家庭の多様な働き方やライフスタイルの実現を後押しする。 本サービスは,東京都豊島区南長崎の社宅「テラハウス南長崎」5号棟内で運営されてきたが,同敷地内の社員寮「ドーミー南長崎」9号棟の大規模リニューアルに合わせて移設。面積の拡大と設備の充実を図るとともに,社員の要望に応え,7月から託児時間の拡充および運営方針を見直し,より利用しやすい体制を整えた。新施設の設計は若手社員が担当し,色や素材を工夫することで,子どもが開発・オフィス建築設計の3部門で最高評価を受賞した。同アワードは,1993年に英国で創設された国際的な不動産・建築設計賞「InternationalPropertyAwards」のアジア太平洋部門にあたる。 ParcHanoiは,インドチャイナ・カジマ・デベロップメントが開発を担い,カジマ・ベトナムが設計・施工を手掛ける,地上23階,地下運営時の様子 6月1日,当社が設計・施工を行う「GREEN×EXPO2027KAJIMATREE建設工事」(横浜市瀬谷区)の起工式が,現地で執り行われた。式典にはGREEN×EXPO協会および当社関係者が参列し,工事の安全を祈願した。 本工事は,「幸せを創る明日の風景」をテーマに2027年3月19日から9月26日の期間,横浜市で開催される2027年国際園芸博覧会「GREEN×EXPO2027KAJIMATREE建設工事」が起工(GREEN×EXPO2027)に,当社の出展として木造タワーを建設するもの。Village出展パートナーを務める当社は,大阪・関西万博「大屋根リング」の木材を,性能試験や加工を施したうえで,高さ約60mの木造タワーの構造材に再び活用する。 構造には,木材と鋼製のダンパを組み合わせた「組木制震システム」を採用し,資源循環と耐震性能を両立する。持続可能な都市づくりを目指し,未来の新しい風景の可能性を示す象徴として,開幕に向け施工を進めていく。GREEN×EXPO2027KAJIMATREE建設工事場所:横浜市瀬谷区/発注者:当社建築管理本部/設計:当社建築設計本部/用途:記念塔規模:木造(制震構造) 高さ約60m/工期:2026年6月∼2027年2月(横浜支店施工)参列者による記念撮影リニューアルした社員向け託児サービス「KX-FAMILY」敷地北側の公共公園と緑で連続する外観北側の豊かな緑に開いた半屋外の2階共用テラスものづくりに興味を持ち,発想を広げられる空間に仕上げた。 当社は今後も子育て支援の充実を通じ,社員のワークライフバランスとエンゲージメントの向上に寄与していく。2階,延床面積8万1,027m2のオフィス・商業複合施設。省エネ・省資源による環境負荷低減に加え,働きやすさに配慮したデザインと,区画分割などに対応した自由度の高いオフィス計画,さらに同国では先進的なBIM導入が高く評価され,今回の受賞につながった。「KAJIMATREE」完成予想イメージ
28KAJIMA202608ランドスケープデザインの社員が日本造園学会賞を受賞 当社グループ会社「ランドスケープデザイン」の社員が,「2025年度日本造園学会賞(設計作品部門)」を受賞した。 日本造園学会は1925年に設立された学術団体である。毎年,造園学の進歩,発展に顕著な貢献をした個人や団体・組織に,学会賞を授与しており,造園・ランドスケープの分野で最も権威ある賞となっている。 ランドスケープデザインの石浦邦章シニアプロジェクトリーダー(同社社員として竣工まで担当)と山口綾乃チーフは,「DaikinAmicaKaruizawa」(鹿島設計・施工)の屋外空間デザインで受賞を果たした。歴史的・環境的価値を有する軽井沢の土地の魅力を最大限 令和7年度土木学会賞が,5月18日に発表された。 当社関連の受賞は以下のとおり。(所属・役職は受賞当時)【技術賞Iグループ】工事桁架設機を用いた営業線の工事桁一括架設(西武鉄道新宿線中井駅∼野方駅間連続立体交差事業に伴う土木工事第1工区)…❶最新の情報化施工技術活用による現場生産性を飛躍的に向上したダム建設工事(成瀬ダム堤体打設工事)…❷最新の設計解析・計測技術を駆使した世界最大級の岩盤内空洞の構築(ハイパーカミオカンデ空洞掘削工事)…❸【環境賞Iグループ】新しい高性能中性フェントン薬剤による注入深度選択型の原位置VOC浄化技術…❹【環境賞IIグループ】大型海藻類の増殖技術を用いたブルーカーボン創出プロジェクト…❺令和7年度土木学会賞受賞【論文奨励賞】幌延深地層研究計画における人工バリア性能確認試験を対象とした再冠水時の熱的/水理的状態変遷を反映した弾塑性力学解析伊藤真司(東北支店)【田中賞業績部門】山本徹(元顧問) 橋梁を中心としたPC構造ならびに鋼PC混合構造の実現に対する多大の貢献【田中賞作品部門新設】一般国道1号TORANOMONHILLS横断歩道橋…❻【田中賞技術部門】PC箱桁橋の空中撤去技術…❼【技術開発賞】松本修治,香島和輝,六本木日菜子,芦澤良一,渡邉賢三,柳井修司(技術研究所)生産性向上に資する締固め不要コンクリート(LACsコンクリート®)の開発…❽【技術功労賞】 井上博美(東京土木支店)大阪公立大学で行われた表彰式にて。審査員と記念撮影する石浦さん(元同社社員・中央右)と山口チーフ(中央左)DaikinAmicaKaruizawa(長野県北佐久郡軽井沢町/発注者:ダイキン)に活用した計画と,事業者・設計者・施工者が協働で築き上げたプロセスデザインが高く評価された。山口チーフは「当社初の受賞であり,大変光栄です。今後もランドスケープを通じてプロジェクトの社会的価値を高めていきたい」と意欲を語った。鹿島公式Webサイトの受賞一覧にアクセスできます❺大型海藻(アラメ)の再生前後の様子❻一般国道1号TORANOMONHILLS横断歩道橋❶西武鉄道新宿線中井駅∼野方駅間連続立体交差事業に伴う土木工事第1工区❸ハイパーカミオカンデ空洞掘削工事❹VOC浄化装置❷成瀬ダム堤体打設工事❼旧妙高大橋(国道18号)❽LACsコンクリートを使用したコンクリート打設の様子