27KAJIMA202610Kboard「住友大阪セメント高機能品事業部新製造棟」が竣工「三井リンクラボ東陽町1」が竣工 7月28日,当社が設計・施工を担当した「三井リンクラボ東陽町1」(東京都江東区)の竣工式が現地で執り行われた。 本施設は,ライフサイエンス分野を対象に展開してきた三井不動産の賃貸ラボ&オフィス「三井リンクラボ」シリーズのひとつで,工業専用地域での建設は初となる。規模は,RC造,地上4階,塔屋1階,延床面積1万9,916m2。 工業専用地域の特性を生かし,幅広い研究用途の受入れを可能とするため,従来ラボより1階の階高を高くして大型機器の搬入・設置に対応するとともに,大容量の電力供給や効率的なダクトルートを確保。半導体,エネルギー, 住友大阪セメントが建設を進めてきた「住友大阪セメント高機能品事業部新製造棟」(千葉県市川市)が完成し,7月9日に現地で竣工式が行われた。式典には事業・工事関係者が出席し,無事完成を祝った。 同社は,主力のセメント関連事業に加え,半導体製造装置の主要部品である静電チャック※の開発・製造を行う高機能品事業を展開する。本工事では,DXや生成AIなどの普及に伴うデータ取扱量の飛躍的な増大を背景に,拡大する半導体需要への対応を見据え,新たな製造施設を市川事業所内に整備した。規模はS造,地上4階,延床面積1万992m2。設計は住友大阪セメント,食品,化学,宇宙など,多様な事業領域の研究を支える。 外観には格子状の白い鉄骨フ施工は当社JVが担当した。 自動化設備や生産管理システムの導入など最新鋭の生産環境を備えることにより,生産能力は従来比の約2倍へ向上。高品質南西側全景北東側外観な製品の安定供給とさらなる品質要求に応える生産基盤が完成した。汐浜運河に面した開放感のあるラウンジ※半導体製造の真空プロセスにおいて,静電気力を用いてシリコンウェハを固定する,半導体製造装置の主要部品レームを用い,汐浜運河に面して水辺のテラスや通用口を設けるなど,開放感のある設計としている。施工では,運河をはさんだ対岸の住宅地に配慮し,低騒音・低振動の工法を採用。加えて,バルコニースラブのプレキャスト化により,外部からの作業足場を用いない施工を実現した。

 7月27日から8月28日まで,LGBTQ+に関する理解促進を目的とした社内イベント「KajimaPRIDE2026Summer」を開催した。当社は「鹿島グループ企業行動規範」に基づき人権・個性・多様性の尊重を掲げ,2025年4月には事実婚・同性婚を法律婚と同等に扱うパートナーシップ制度規程を施行するなど,制度面の整備を進めてきた。 本期間中は,多様な性の在り方を尊重・理解・支援する意思を示す人「ALLY」の輪を広げるため,28KAJIMA202610フィギュアスケートの紀平梨花選手と所属契約を締結LGBTQ+理解促進イベント「KajimaPRIDE2026Summer」を開催鉄道建設・運輸施設整備支援機構から4年連続で安全表彰を受賞 7月3日,鉄道建設・運輸施設整備支援機構(藤田耕三理事長)の本社(横浜市中区)で,同機構が主催する「第23回安全表彰式」が行われ,当社は土木部門において4年連続で表彰状を授与された。 この表彰は毎年全国安全週間にあわせ,労働災害の防止および工事の安全推進に寄与することを目的として選定されるもので,事故 当社は8月1日付で,フィギュアスケートの紀平梨花選手と所属契約を締結した。紀平選手は,ISU※グ職場での三角ポスター,ALLYオリジナルステッカー,レインボー飴の設置や社内SNSによる情報発信を行った。あわせてSOGIハラ※をテーマとした講演会や全従業員必須受講のe-learningを実施した。 当社は,今後も誰もが安心して働ける職場づくりを進めていく。防止に顕著な実績を挙げた施工者に贈られる。今回表彰の対象となった2025年度に当社が担当した工事は,北海道新幹線「昆布トンネル(宮田)他」「札樽トンネル(星置)」「札幌車両基地高架橋1・2」,中央新幹線「中央アルプストンネル(山口)」の計4現場。安全管理と事故防止への継続的な取組みが評価され,受賞に至った。ランプリファイナル優勝,四大陸フィギュアスケート選手権2連覇(男女シングル史上初),全日本フィギュアスケート選手権2連覇など,世界の第一線で活躍してきた。女子シングル史上初となる3回転アクセル+3回転トウループの成功をはじめ,数々の記録を樹立した。2025年にはアイスダンスへ転向。現在はカナダ・モントリオールを拠点に活動している。 契約にあたり,紀平選手は「新たな一歩を踏み出せることを励みに,世界の舞台でより良い演技をお見せできるよう,これからも努力を重ねてまいります」とコメントを寄せた。世界の第一線で培ってきた技術を礎に,新たな競技へ挑戦する紀平選手の姿勢は,人と技術の力で社会課題の解決や価値創造に挑む当社の姿勢と重なる。当社は競技活動を支援するとともに,その挑戦を応援していく。本社を訪れた紀平梨花選手(右)と桐生社長Topic三角ポスター・レインボー飴・オリジナルステッカー安全表彰式にて受賞6社の代表者による記念撮影。後列左が当社奥本執行役員※性的指向(SexualOrientation)・性自認(GenderIdentity)に関するハラスメント鹿島のKにレインボーフラッグとトランスジェンダーフラッグを組み合わせた当社オリジナルステッカー世界の舞台で培った技術力と表現力を武器に活躍※国際スケート連盟   

  information当社コーポレートサイトをリニューアル 2026年8月,「情報の探しやすさと発信力の向上」をコンセプトに,当社のコーポレートサイトを全面リニューアルした。 新サイトでは,検索機能を大幅に充実させた。トップページには,検索ツール「どのような『情報』をお探しですか?」を導入。ユーザーが関心のあるテーマをプルダウンメニューから選択すると,おすすめ情報が効果的に表示される。 このほか,実績集は地域や竣工年からの検索を可能にするとともに,技術情報を分野やカテゴリごとに閲覧できる「技術ライブラリー」の新設など,ユーザビリティの向上を図っている。 また,建設やまちづくり,技術,社員の取組みなどを親しみやすく発信する「KAJIMEDIA」を開設するなど,多様なステークホルダーに向けて,当社の事業活動を通じ建設業の魅力を発信していく。  BOOKS29KAJIMA202610シンガポール政府機関と「A4CSEL」の共同研究を開始 当社は,シンガポール政府の産業開発機関であるJTCコーポレーション(以下,JTC)と,当社の自動化施工システム「A4CSEL®」の共同研究を開始した。 シンガポールでは海面上昇対策として沿岸域の嵩上げや埋立てなどの大規模造成プロジェクトが長期にわたり計画されている。そうしたなか,JTCと当社は,2019年に研究開発に関する覚書を締結。今回,すでに日本国内の現場で本格稼働し,自動化施工による省人化,施工現場の生産性と安全性の向上を実現しているA4CSELの同国への導入に向け,共同研究に着手することとなった。 研究開発では第一弾として,A4CSELの自動振動ローラ2台による施工のデモンストレーションが行われる。JTCはシンガポール西部に約1万m2の実証フィールド「BulimAutonomousYard(通称BAY)」を整備(管理運営:当社シンガポール現地法人TheGEARbyKajima)。実現場に近い環境下で,A4CSELのオペレーションを習得した現地建設会社の社員が実証実験を行っていく。 9月16日,BAYの整備と振動ローラの自動化艤装・試験運転の完了を記念して,現地でオープニングセレモニーが開催された。当日はシンガポール政府関係者をはじめ共同研究の協力各社,当社関係役員・社員が多数出席し,施設の視察およびBAYでの自動振動ローラのデモンストレーションを見学した。 今後,当社はJTCとの共同研究を通じて,シンガポールにおける造成工事のニーズを把握するとともに,A4CSELの最大の特長である複数の機種・建設機械の連携による生産性・安全性の向上と,安定した施工品質を実現できる展開方法を検討していく。FromSingapore 新刊をご紹介します。紀元前に端を発する古代文明の住宅や店舗,公共建築や神殿,水道橋などの土木インフラといった建設物を,建設技術と材料の変遷に注目して読み解く『古代ローマの建設史』。約800点の豊富な写真や図解イラストを備えた,楽しくも重厚な一冊です。古代ローマ建築研究の第一人者である訳者が「当時のローマの建築家の卵や,大工見習いになったつもりで読んでもらいたい」と紹介するように,遺跡からはそこで使用された大工道具や,働いた人々の姿,建設のドラマが浮かび上がってきます。 日本語版には読者の理解を助ける遺跡所在地の地図,専門用語の解説などを追加しました。本書を手に取り,古の工匠たちの姿を想像する旅に出てみませんか。古代の建設技術を絵解きするお問合せ鹿島出版会tel:03-6264-2301『古代ローマの建設史 ローマ人が生み出した技術と材料』ジャン=ピエール・アダム/著 堀賀貴/訳B5変判・392頁,7,480円(税込)A4CSEL自動振動ローラによるデモンストレーションの様子実証実験を行うBulimAutonomousYardKAJIMEDIA(スマホ版)コーポレートサイトトップページ(パソコン版)