海底トンネルはこうして掘削された
 −シールド機投入から本掘進まで−

 “東京湾アクアライン”の海底トンネルは,上り線2車線で1本,下り線2車線で1本。 川崎側陸上部から海ほたる(木更津人工島)までトンネル全長は9.4kmになる。 トンネルは,8台のシールド機によって掘削されたが,当社が施工を担当したのは,川崎人工島から川崎陸上部に向けて掘削した下り線のトンネルで,掘削延長は,約1.8kmにおよぶ工事である。

シールド機をクレーン船で立坑下に下ろす

川崎トンネル川人北工事
場所川崎市川崎区浮島沖合
発注者東京湾横断道路
設計東京湾横断道路
規模泥水加圧シールド シールド機外径14.14m,セグメント外径13.9m,
施工延長100m,
3.5m幅道路2車線
工期1992年7月〜1997年12月
施工 鹿島 東京支店JV

1ピース約10tのセグメントが11ピースで1リングを構成する。セグメントはシールド機後方で自動組立てされる。月平均の掘進距離は約150m


写真は月報KAJIMAより転載

All Rights Reserved, Copyright(c) 1997 KAJIMA CORPORATION