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新型インフルエンザの発生が懸念されています。 「起こるか起こらないか」ではなく,「いつ起こるか」のリスクレベルにある新型インフルエンザ。 パンデミック(大流行)に備え,当社はいかに社員と家族の安全を守り,どんな事業継続の準備をしているのでしょうか。 新型インフルエンザ対策を担う総務部の皆さんに聞きました。 |
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新型インフルエンザとは? 近年,東南アジアを発生源とした高病原性鳥インフルエンザの流行が世界的に拡大しており,これがヒトからヒトに感染する新型インフルエンザに変異する危険性が高まっています。新型ウイルスに対し人類は免疫を持たないため,世界中で大流行し,多くの死者が出ると予想されています。過去の例ではスペインかぜやホンコンかぜなどが知られています。 WHO(世界保健機関)は,パンデミック対策を実施する必要性を知らせるための指標として,パンデミック警戒レベルを設定。現在は「フェーズ3」の段階であり,事前対策を行うことが出来る最終段階にあります。 新型インフルエンザの特徴 新型インフルエンザは,発生してみなければその特性を正確に把握することは出来ませんが,以下のような特徴を持つと予想されています。 ●短期間に全世界に拡大し,大流行する 発生から全世界に拡がるまでの時間は約1カ月と推測され,流行初期にはワクチン製造が間に合わないため,多くの死者が出ると予想されます。世界人口の20〜30%の人々が感染,死者1億5000万人以上,日本では全人口の25%が感染,死者17〜64万人と予想されています。 ●強力な毒性を持つ WHOによれば,2003年11月からの高病原性鳥インフルエンザ患者は,2009年1月7日までに393名のうち248名が死亡し(致死率63%),トリ−ヒトの感染では強力な毒性が確認されています。新型インフルエンザにおいても,その強毒性は否定できません。 ●感染力が非常に強い 新型インフルエンザは,飛沫感染にとどまらず,空気感染するといわれています。2003年に中国で発生したSARSとは異なり発症前の潜伏期間中(平均3日程度)にも伝染するといわれており,感染者の自覚症状の無い間に感染が拡がる恐れがあります。 |
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当社の新型インフルエンザ対策 新型インフルエンザはその緊急性から,企業としても対策整備が急がれています。流行すれば大きな社会混乱が生じることが予想され,交通機関,公共施設をはじめ経済活動全般に大きな影響が出るものと思われます。 このため,当社においても,1.個人の予防策の支援,2.発生時への備え,3.行動計画・事業継続計画の策定を3つの柱として対策を進めています。 1.個人の予防策の支援 新型インフルエンザは恐ろしい病気ですが,「知識」と「意識」で感染リスクを確実に下げることができます。当社では社員教育用に「新型インフルエンザ対策ガイド」を作成しましたので(近日公開予定),これをもとに,家族みんなで話し合い,正しい知識を身につけ,できることから準備しましょう。 ![]() マスクや消毒薬などの備蓄品は,流行時には手に入りにくくなるため,早期の備蓄を推進します。海外で発生した場合も想定し,海外拠点にも備蓄品を配布する予定です。今後,流行時に最低限の業務を継続するために出社しなければならない社員などを守るための衛生用品(マスク・ゴーグル・消毒薬など)の備蓄を進めていきます。 3.行動計画・事業継続計画の策定 「新型インフルエンザ対策に関する行動計画」を策定し,当社の新型インフルエンザに対する基本姿勢を明らかにし,国内外を問わず新型インフルエンザが発生した際に社員がとるべき行動を定め,発生時の混乱防止と人的被害の軽減を図ります。行動計画の中では,出張・移動規制,出勤停止(待機命令),事業所の閉鎖などの措置も検討しています。この行動計画をベースに,基幹業務の抽出などを各部署で行い,事業継続計画を策定する予定です。 |
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