小樽築港駅(北海道)の海側に隣接する広大な貨物ヤード跡地で、複合商業施設の建設工事が進んでいる。 ![]() ●柱は鉄筋コンクリート、梁は鉄骨で
建物の躯体は、柱を鉄筋コンクリートで、梁を鉄骨で構築するネオス工法に改良を加えたニューネオス工法で施工している。鉄骨造に比べ、溶接作業などコストアップ要因を減らすことができ、工期も短くできる。
●少なくできる現場作業
柱と梁の接合部の金物は、ニューネオス工法では、ネオス工法よりシンプルにして強度を高めた接合部鋼板を用いている。
一連の施設は、来年3月にオープンの予定である。
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場所 | 北海道小樽市築港 |
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発注者 | 小樽ベイシティ開発, 小樽ヒルトン, マイカル小樽エネルギー供給 |
実施設計 | 当社設計・エンジニアリング総事業本部 |
規模 | 地下1階〜地上3階 鉄筋コンクリート・鉄骨複合構造(ニューネオス造) 地上4階〜5階 鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造 延べ47,226m2 |
工期 | 1997年10月〜1999年3月 |
施工 | 鹿島 札幌支店JV |