免震ハウジング公開実験
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続く8月25日、東京都調布市にある当社技術研究所大型振動実験棟において、免震ハウジングの公開実験が行われた。
今回、振動台の上には一般家庭のダイニングキッチンを模したインテリアが造られた。戸棚には皿が収められ、サイドボードには優勝カップ、花瓶、時計などが飾られたダイニングキッチンを、神戸海洋気象台でとらえた阪神大震災の時の地震波が襲う。免震を施した場合は花瓶も倒れず、食器が棚から飛び出すこともなかったが、免震装置を解除した状態の地震波を流すと、時計や花瓶は壊れ、食器も棚から全て飛び出した。
この日集まったディベロッパーなど得意先関係者約250名は、この実験を見学した後、振動台の上に乗り、実際に免震と非免震の場合の揺れの違いを体感した。また、この模様はテレビ朝日の特別番組などで放送された。
写真は鹿島月報より転載
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