特集：鹿島とゼロエミッション

<BODY BGCOLOR="#ffffff" LINK="#e6194c" VLINK="#cc1933"> <P><CENTER><TABLE WIDTH="560" BORDER="0" CELLSPACING="0" CELLPADDING="0"><TR><TD WIDTH="100%"><P><FONT COLOR="#007f73">特集：鹿島とゼロエミッション</FONT><BR> <IMG SRC="../../image/line.gif" WIDTH="560" HEIGHT="2" ALIGN="BOTTOM" NATURALSIZEFLAG="0"></P> <P><FONT SIZE=+2>鹿島のゼロエミッションへの取り組み</FONT> <BR><BR> <CENTER><TABLE> <TR BGCOLOR="#FFFFFF"><TD BGCOLOR="#FFFFFF"><CENTER><IMG SRC="image/honbun1a.gif" ><BR> ゼロエミッションの概念</CENTER></TD></TR> </TABLE></CENTER> <P> <BR> 　<B>●ゼロエミッションとは・・・？</B><P> 　私たちの社会経済活動が高度化するにつれて，大量生産，大量消費，そして大量廃棄が進み，廃棄物の排出量の増大，廃棄物の質の多様化，そして処分場の不足などの問題を引き起こしています。<P> 　さらに資源の枯渇化，地球環境の悪化が叫ばれ，資源循環型社会への転換が求められるようになってきました。その中で注目されているのがゼロエミッションです。<P> 　エミッションとは排出物，廃棄物のこと。ゼロエミッションとは廃棄物ゼロ，廃棄物を出さない社会システムのことです。 <P> <CENTER><TABLE CELLPADDING="10"> <TR><TD><CENTER><A HREF="image/honbun1d.gif" target="new" border="0"><IMG SRC="image/honbun1b.gif"></A><BR>（画像をクリックすると拡大表示されます） </CENTER><BR><BR> <B>●鹿島の考えるゼロエミッション</B><P> 　建物のライフサイクルを考えた場合，建設時，運用時，更新時，さらに，解体時に廃棄物が排出されます。<P> 　鹿島の考えるゼロエミッションとは，そのいずれの段階においても多様な技術で廃棄物ゼロを目指すエンジニアリングと，どの方法が最適であるかを評価するエンジニアリングです。<P> 　廃棄物処理に関する顧客のニーズは，その他の環境問題と関連して，より複雑化してきています。こうしたニーズに対し当社では様々な個別技術で培った豊富な実績を活かして，トータルなエンジニアリング力で対応しています。 <P> <BR> <CENTER><IMG SRC="image/honbun1c.gif"><BR> 建物のライフサイクルとゼロエミッション</CENTER><BR> <BR> </TD></TR></TABLE></CENTER> </TD></TR></TABLE></CENTER></P> <P><CENTER><TABLE BORDER="0" CELLSPACING="0" CELLPADDING="0" WIDTH="560"> <TR><TD VALIGN="TOP"><P><FONT COLOR="#007f73">特集：鹿島とゼロエミッション</FONT><IMG SRC="../../image/line.gif"　WIDTH="560" HEIGHT="2" ALIGN="BOTTOM" NATURALSIZEFLAG="0"></P> <P><FONT SIZE=+2>１）建設・更新・解体に関わるゼロエミッション</FONT><BR> <BR> <BR> <BR> 　産業廃棄物の約２割を排出していると言われる建設業では，建設・更新・解体に伴って発生する廃棄物量を積極的に削減する努力を行っています。<P> <CENTER><TABLE> <TR BGCOLOR="#FFFFFF"><TD BGCOLOR="#FFFFFF"><CENTER><IMG SRC="image/honbun2a.gif" ><BR> プラカタ<BR> （再生利用可能なプラスチック製型枠）</CENTER></TD></TR> </TABLE></CENTER> <P> <CENTER><TABLE cellpadding="10"> <TR BGCOLOR="#FFFFFF"><TD BGCOLOR="#FFFFFF"><CENTER><IMG SRC="image/honbun2b.gif"></CENTER> <CENTER>現場における分別状況</CENTER></TD></TR></TABLE></CENTER> <P> 　また，戦後早い時期に建てられた多くの建築物がこれから解体期を迎えます。この解体時に発生する廃棄物の量を極力抑えることが非常に重要となってきます。<P> 当社では，解体された建材を部材ごとに徹底的に分別し，再利用を図ることで，総排出量を極力ゼロに近づける，ゼロエミッション型解体を推進しています。<P> 　これからの建設は，解体・リニューアル時に再利用できる資材を優先的に使用するという考え方が必要になってくるでしょう。<P> 　当社は早くから，現場の廃棄物削減に取り組んできました。今後も建設廃棄物をさらに低減させる努力を行っていきます。<P> <CENTER><TABLE><TR BGCOLOR="#FFFFFF"><TD BGCOLOR="#FFFFFF"><CENTER><IMG SRC="image/honbun2c.gif"></CENTER> フジテレビ河田町旧本社ビル解体工事 </TD></TR></TABLE> </CENTER> <P> </TD></TR></TABLE> <BR> <P><CENTER><TABLE WIDTH="560" BORDER="0" CELLSPACING="0" CELLPADDING="0"> <TR><TD WIDTH="100%"> <P><FONT COLOR="#007f73">特集：鹿島とゼロエミッション</FONT><BR> <IMG SRC="../../image/line.gif" WIDTH="560" HEIGHT="2" ALIGN="BOTTOM" NATURALSIZEFLAG="0"></P> <P><FONT SIZE=+2>２）施設運営に関わるゼロエミッション</FONT><BR> <BR><BR> 　建物のライフサイクルにおいて，運用時にも多くの廃棄物が発生します。<P> 　運用時にいかに廃棄物の排出量を少なくするシステムを構築するか。当社ではそのシステム作りに，ハード・ソフト両面から取り組んでいます。<P> 　施設を建設する際に，その施設運用時の廃棄物量及び質を評価・診断し，ゼロエミッション化にむけたエンジニアリングを実施しています。<P> 　また，これまでの実績豊富な水処理技術をベースに，多様な排水処理エンジニアリングを行っています。<P> 　大規模商業施設においては生ゴミ高温メタン発酵システム「メタクレス」を導入するなど，当社では多くの施設運営に関わるゼロエミッションを実施しています。<P> 　今後も各種施設の運営において，数多くの環境技術を導入してゼロエミッション化の推進を図ります。 <BR> <CENTER><TABLE cellpadding="10"> <TR BGCOLOR="#FFFFFF"><TD BGCOLOR="#FFFFFF"><CENTER><IMG SRC="image/honbun3a.gif"><BR> 雨水利用システムを導入した国技館</CENTER></TD></TR> <TR BGCOLOR="#FFFFFF"><TD BGCOLOR="#FFFFFF"><CENTER><IMG SRC="image/honbun3b.gif"><BR> 半導体工場における生産廃液ゼロ・システム</CENTER></TD></TR> <TR BGCOLOR="#FFFFFF"><TD BGCOLOR="#FFFFFF"><CENTER><IMG SRC="image/honbun3c.gif"><BR> 生ゴミ高温メタン発酵処理システム「メタクレス」<BR> 生ゴミを分解するバイオリアクター </CENTER></TD></TR></TABLE></CENTER> </TD></TR></TABLE></CENTER> <P><CENTER><TABLE WIDTH="560" BORDER="0" CELLSPACING="0" CELLPADDING="0"> <TR><TD WIDTH="100%"> <P><FONT COLOR="#007f73">特集：鹿島とゼロエミッション</FONT><BR> <IMG SRC="../../image/line.gif" WIDTH="560" HEIGHT="2" ALIGN="BOTTOM" NATURALSIZEFLAG="0"></P> <P><FONT SIZE=+2>３）地域におけるゼロエミッション</FONT><BR> <BR><BR> 　通産省と厚生省は，環境産業の振興を通じて新たな環境調和型地域振興を目指す「エコタウン事業」を開始し，地域のゼロエミッションに取り組んでいます。<P> 　当社ではそのエコタウン事業の一例として，ゼロエミッション工業団地を提案しています。<P> 　工業団地内に焼却灰を建設資材としてリサイクルできるプラント（パラ・エコ・リサイクリングプラント）を設置するほか，焼却時の余熱利用，生ごみのコンポスト化，雨水の有効利用など様々な環境技術を集約しています。<P> 　当社は廃棄物処理に関する保有技術を最適にシステム化して，地域のゼロエミッションに取り組んでいます。 <CENTER><TABLE border="0" cellpadding="10"> <TR BGCOLOR="#FFFFFF"><TD BGCOLOR="#FFFFFF"> <CENTER><IMG SRC="image/honbun4a.gif"><BR> ゼロエミッション工業団地構想</CENTER></TD></TR> <tr><td><CENTER><IMG SRC="image/honbun4b.gif"><BR> パラ･エコ･リサイクリングシステム　溶融炉</CENTER></td></tr></table></CENTER> <B>●より安全な処分場を建設するために…</B><P> 　廃棄物を削減する努力をした結果，最終的に残った物は適正に処分される必要がある。<P> 　当社では高規格最終処分場として，耐久性・対衝撃性に優れたハイパークレイ層と，自己修復能力のある遮水シート，さらに電気による漏水検知システムを盛り込んだ極めて安全性・信頼性の高い遮水工を有する処分場を提案している。 <CENTER><TABLE border="0" cellpadding="10"> <TR BGCOLOR="#FFFFFF"><TD BGCOLOR="#FFFFFF"><CENTER><IMG SRC="image/honbun4c.gif"><BR> 高規格廃棄物処分場　断面図</CENTER></TD></TR> </TABLE></CENTER> <P> </TD></TR></TABLE></CENTER></P> </BODY>