鹿島の見える風景

 

名城「白鷺城」の大改修

当社OB 黒崎 昇
名城「白鷺城」の大改修

1枚の写真とともに、当時の記憶がよみがえってきました。
 白鷺城こと姫路城の天守大改修は、昭和31(1956)年に着手されました。当社はその巨大な天守を、8年間にわたって覆い隠す素屋根の建設工事を担当しました。私自身、小学生の時に、お堀越しに眺めたその大天守。長年親しんだお城の素屋根工事に従事できたのは幸せでした。
 現場での仕事といえば、毎日毎日荷馬車で搬送される1万本に及ぶ丸太の検収作業。一文字八畳大の社名大看板は、当時、かなり話題を呼んだことを思い出します。しばらくして「国宝姫路城」と書き換えました。

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