■システム
本工法は、水幕ヘッド(ウォータースクリーン専用ノズル)を区画ライン上に配置し、霧状の水を散布することにより防火区画を形成します。火災時の高温煙が天井部に発達することより区画として用いる水幕ヘッドは通常のドレンチャーヘッドが約90度に対して、170度という広い放射角度で防火区画を形成します。また、火炎や放射熱を遮断する延焼防止機能以外に、水幕による冷却効果及び有害浮遊粒の捕捉・洗浄効果や煙の拡散抑制効果が確認されています。
このシステムは、貯水槽、高圧ポンプと高圧配管、散水ヘッド(スパイラルヘッド)、起動制御用センサーと制御盤から構成されますが、特段の大きなスペースを必要としないので既存の建物や施設の防火改修にも適用が可能です。
■一般認定
 加熱試験結果
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