鹿島(社長;梅田貞夫)は、このたび現場社員の安全に配慮し、ヘルメットの規格(*)に対して衝撃吸収能力を50%アップした新素材ヘルメットを採用しました。
新たに採用したヘルメットは、ヘルメットメーカーの株式会社谷沢製作所(本社;東京都中央区新富2−8−1)に依頼し、開発した鹿島専用の製品です。
ヘルメットの主成分には、FRP樹脂(ガラス強化プラスチック)の補強材として通常使用されているガラス繊維に替えて、高性能ライダーヘルメットにも使われている、軽く、衝撃吸収特性に優れた高強力ポリエチレン繊維を用いました。
これにより、従来品より重量を11%軽量化し、作業時の疲労感軽減にも大きな効果が得らました。また、使用済みヘルメットのサーマルリサイクル(廃棄物の燃料化)時の残滓がほとんど発生しなくなったことから、環境にも十分配慮した製品です。今年の4月より順次現場への導入を行っています。
(*)厚生労働省:「保護帽の規格」平成3年
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