[2005/11/29]


耐震補強のフレームにクリスマスイルミネーション!

聖学院小学校の耐震補強フレームがクリスマスツリーに変身


学校法人 聖 学 院
鹿島建設株式会社


 学校法人聖学院(理事長:大木英夫)は、鹿島(社長:中村満義)と富士ピー・エス(社長:河野文將 本社;福岡市中央区)が共同で開発した、PC鋼材を用いた耐震補強構法『PARALLEL(パラレル)構法』の適用物件第1号である聖学院小学校において、耐震補強用の外部フレームにクリスマスイルミネーションを施しました。
 建物外部に取り付けられたPC鋼材とプレキャスト柱をクリスマスツリーに見立てて、白と緑の発光ダイオードで飾りつけを行いました。
 学校法人聖学院は、創立100周年を迎えたミッションスクールで、クリスマスシーズンには様々なクリスマス行事が行われています。聖学院小学校では、今年の3月にパラレル構法による耐震補強工事が完了しました。今回、耐震補強工事後初めて迎えるクリスマスに、パラレル構法による、耐震補強部材をクリスマスツリーに見立てて、イルミネーションを行います。11月25日(金)に点灯式を行い、1月6日(金)まで毎日点灯されます。

パラレル構法

参考[パラレル構法とは…]

 パラレル構法は、建物の外側に、斜張橋に用いられるPC鋼材を配置し、既存の建物と一体化することによって耐震補強を行う構法です。建物の外側のみの工事で済むため、騒音・振動を気にすることなく、授業も通常どおり行うことができ、引越しいらずの「居ながら」で工事を行うことができます。補強後も室内レイアウトへの影響が少なく、室内からの眺望、通風、採光も十分確保することができます。従来工法よりも簡単な施工で耐震性能は従来構法の1.5倍を確保できる工法で、工期は3割縮減できると共にコスト低減が図れます。本構法は、(財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明書を取得しています。

参考プレスリリース
https://www.kajima.co.jp/news/press/200503/31a1fo-j.htm


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